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前回東京五輪の聖火岡山リレーが鮮明に 報道モノクロ写真をAIでカラー化

4/18(木) 0:06配信

山陽新聞デジタル

 オレンジ色の炎を掲げた少女が、岡山市の県庁通りを駆け抜ける。1964年9月21日に岡山県入りした東京五輪聖火リレー。戦後復興を象徴する“平和の火”は、行く先々で熱烈な歓声に迎えられた。

 写真は山陽新聞社がモノクロで撮影。創刊140周年記念事業の一環として、渡邉英徳東京大大学院教授と共同でカラー化を進めた。沿道で振られる日の丸の赤、街路樹の緑、小学校の制服の水色…。人工知能(AI)技術によって、当時の光景が鮮明によみがえった。

 香川県から海を渡り、玉野市・宇野港に到着した聖火は、地元若手アスリートたちがトーチをつないで岡山県庁へ。「ものすごく多くの人が見ていた。緊張と高揚感の中、とにかくちゃんと走らなければ、と」。この日の最終ランナーを務めた柳川宏美さん(72)=岡山市中区=が振り返る。

 約3万人が詰め掛けた県庁前で到着式があり、熱気は最高潮に。リレーは23日に再開し、備前市・船坂峠で兵庫県に引き継がれた。

 あれから半世紀以上が過ぎ、来年7月には2度目の東京五輪が巡ってくる。開幕前のハイライトとなる聖火リレーをはじめ、数々の感動のドラマはどのように記録、記憶されていくのだろう。

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