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【ブラジル】社員に「動物の鳴きまね」させた企業に賠償命令

4/18(木) 7:04配信

サンパウロ新聞

 ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州の州都であるベロ・オリゾンテ市に置かれている地方労働裁判所(TRT)は教材の販売を手がける同市内の企業に対して、同社による嫌がらせによって精神的苦痛を被った同社社員の女性に賠償金として1万5000レアル(約45万円)を支払うよう命じた。

 17日付で伝えた伯メディアによると裁判所は、この教材販売会社の営業マネジャーである女性は職場の会議の席で、設定された目標を達成することができなかったという理由で動物(主にアザラシ)の鳴きまねをするよう会社側に強要されたとしている。

 損害賠償の支払いを命じられた教材販売会社はこの決定を不服として上訴することができるが、伯メディアの取材に対してはこの件に関するコメントはしないと答えるだけで、上訴するか否かについては明かさなかった。

 2017年11月に訴えを起こした営業マネジャーの女性によると、この教材販売会社は生産性を獲得するためにグループダイナミックス(集団力学)を使用していた。そして目標が達成できなかった社員は動物の鳴きまねをすることを義務付けられていた。

 裁判所によると、教材販売会社は訴えに異議を唱え、当該女性社員に対する嫌がらせは一切なかったなどと訴えを全面的に否定する主張をした。しかし複数の目撃者らは、社員らがアザラシやその他の動物の鳴きまねを強制的にやらされた「会議」が実際に行われていたと裁判で証言した。

サンパウロ新聞

最終更新:4/18(木) 7:04
サンパウロ新聞

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