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SUV全盛の時代に個性を求める人へ…ボルボが「V60 クロスカントリー」発売

4/18(木) 12:50配信

マイナビニュース

ボルボ・カー・ジャパンは「V60 クロスカントリー」を発売した。ステーションワゴンの「V60」をベースとしつつ、車高と最低地上高を上げた新型車を投入し、ボルボはSUVブームに乗り切れない人たちの需要開拓を狙う。

「SUVじゃないクルマがほしい人」に提案

「V60 クロスカントリー」はステーションワゴンの「V60」をベースとするクルマだ。V60と大きく違う部分は、車高と最低地上高(地面から車体の最下部までの距離)を上げてあること。車高はV60の全高1,435mmに対しクロスカントリーが1,505mm、最低地上高はV60の145mmに対し同210mmと大幅に高くなっている。

車高が上がると運転席からの見通しがよくなる。最低地上高が上がれば、普通であれば車体の下をこすってしまうような場所でも走れるので、走破性が高まる。それでありながら、全高1,505mmであれば、都会の立体駐車場であっても、高さ制限に引っかかってしまい入れないということは、ほとんどない。「都会、ときどき、自然」というのが、このクルマのコンセプトだ。

ボルボは基本的にV60の内外装を変更せず、車高を上げてV60 クロスカントリーを作った。「クロスカントリー」と聞けば、泥を跳ね上げつつ野山を走るクルマの姿を想像するかもしれないが、そういった“やんちゃなクルマ”に仕上げるため、例えばシートに鮮やかな色味のステッチを施したり、見た目にタフな印象を付加したりするような演出を、ボルボは採用しなかったということだ。

ボルボ・カー・ジャパンの広報によれば、「クロスカントリーでありながら、V60のスタイリッシュな外見をキープして、エレガントな内装もそのままにした点が、事前の試乗会に参加したモータージャーナリストたちからは、意外に好評だった」とのこと。つまり、車高は上げてほしいけれど、いかにも「クロスカントリー」という見た目にはしてほしくないと思っていた人が、結構いたということなのだろう。

走行安定性や荷室容量といったステーションワゴンの利点は残しつつ、車高と最低地上高を上げて、SUVのような視界と走破性を獲得した「V60 クロスカントリー」は、「ステーションワゴンとSUVの“いいとこ取り”」をしたクルマだとボルボ・カー・ジャパンの商品企画担当は説明する。同社広報の「SUVブームの中で、『そうじゃないモノが欲しい』と思っている人は、きっといるはず」という言葉が、このクルマで同社が訴求したいと考えている客層を物語っていた。ちなみに、ボルボの「V90」と「V90 クロスカントリー」は、前者が6、後者が4という割合で売れているそうだ。

藤田真吾 (NewsInsight)

最終更新:4/18(木) 12:50
マイナビニュース

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