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日系社会の遺産調査49 アラサツーバ中心地の日本人移民記念碑

4/18(木) 7:10配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ州ノロエステ地方のアラサツーバ市セントロ区のルイ・バルボーザ広場(Praca Rui Barbosa)には、日本人移民の足跡を残すために建立された「移民50周年記念碑」と、移民70周年記念事業で造成された「日本庭園」が残されている。

 同市は、最初の日本人移民を乗せた移民船「笠戸丸」の着伯と同年の、1908年に創設されており、各周年記念として同市と日系社会が協力して行ったきた事業が多い。

 移民50周年記念碑は、58年12月2日に汎アラサツーバ日本人会によって建立されており、同市制50周年を記念した文言が刻まれている。同日が、同市の創設記念日に当たる。

 日本庭園は、アラサツーバ日伯文化協会(旧アラサツーバ日本人会)に改称後の78年、同市創設記念日に建立されている。庭園には、小さい池が設けられ、周りに2つの石灯籠が設置されている。

 公共広場であるため、管理は同市が担当。池には、熱帯魚のテラピアが泳いでおり、同協会の役員が餌を与えている。水質を保つためのモーターも完備していたが、心無いブラジル人による盗難に遭ったこともあるのだとか。

 同市の中心地に当たる市民の憩いの場に、日本人移民の功績が残されている。(つづく)【戸田和敬】

サンパウロ新聞

最終更新:4/18(木) 7:10
サンパウロ新聞

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