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桜の倒木を香合に 高岡射水神社

4/18(木) 21:59配信

北日本新聞

■木工家荒木さん制作 寄付者へ返礼品

 射水神社(高岡市古城、松本正昭宮司)は、昨年の記録的大雪で倒れた高岡古城公園と境内の桜の木を使い、茶道具の香合を作った。同公園の整備のための募金活動で、特に大きな寄付をした人への返礼品とする。

 「日本さくらの名所100選」に選ばれている同公園は、昨冬の大雪で桜の倒木が相次ぎ、同神社も境内の大木が倒れた。参拝者から「倒れた木を活用し、公園整備に充てたらどうか」との声が寄せられ、同神社は社殿に募金箱を設置した。

 これまでに約30万円が集まり、その中でも多くの篤志を寄せた人に香合を贈ることにした。

 香合の制作は、木工家で日本工芸会の正会員、荒木寛二さん(66)=砺波市深江=が担当。折れた桜の木を1年間掛けて乾燥させ、切り出して作った。樹皮を生かした野趣がある仕上がりにした。荒木さんは「市民が愛する公園の木だけに、心を込めて作った」と話し、同神社は「折れた桜が品格ある作品に生まれ変わった」と喜ぶ。

 返礼品として茶しゃくも作り、出来上がり次第該当者に贈る。募金は市に寄付し、公園の整備に役立ててもらう。

北日本新聞社

最終更新:4/18(木) 21:59
北日本新聞

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