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プレミアムなモバイルPCを使って実感したこと

4/19(金) 12:00配信

ITmedia PC USER

使って分かったSurface Laptop 2の魅力

 だが、だがである。

 試しに使ってみると、このSurface Laptop 2って実は“侮れない”モバイルノートPCなんじゃないかな? という予感がした。で、実際に常時携行して1週間ほど使ってみたところ、「おおぅ、これは他にはないモバイルノートPCじゃないの」という確信を持つまでに至ったのであった。いや本当に全くもって冷淡な扱いでどうもすみませんでした(と、再び悔い改める)。

 一方、Surfaceシリーズというと“カラフルなカラーバリエーション”という印象を持っていたが、Surface Laptop 2はブラックとシルバー、そして赤茶系統のバーガンディと青系統のコバルトブルーを用意している。バーガンディはくすんだ革のような色合いで「ちょっとお年を召した」私のような男性が持っていても無理のない、それでいてブラックやシルバーと違ってファッショナブルになれる色合いだ。

 Surface Laptop 2のどこが「他のモバイルノートPCにはないところ」なのか。それは、見た目で分かるところもあれば、使って初めて「おお、なるほど」と気が付くところもある。見た目ですぐに分かる1つがディスプレイだ。

 13.5型のディスプレイは、通常のノートPCやPC用ディスプレイと比べて明らかに“太い”。ディスプレイの形容詞に「太い」ってあまり適切じゃないが、見た目の第一印象はきっとみんなそう思うはずだ。現在の一般的なディスプレイの横縦比は16:9なのに比べて、Surface Laptopは他のSurfaceシリーズと同様に3:2なのが“太い”と感じてしまう理由だ。

 ベテランのPCユーザーなら実際に使ったこともあるだろうVGA(画面解像度は640×480ピクセル)時代の横縦比4:3と比べても縦方向が長い。横長の16:9に慣れているユーザーからすると“違和感ありまくり”のディスプレイだが、使ってみると、PCにとってやはり「解像度の高さは正義」というのがよく分かる。

 Surface Laptop 2は、2256×1504ピクセルと他のPCにはないディスプレイ解像度になっている。ディスプレイ設定の表示スケールでは150%が推奨となっているが、それでも、縦方向に長いというのはWebサイトをたくさん広げても、AdobeのIllustratorのようなパレットを多数開く必要のあるアプリケーションを展開しても狭苦しさを感じさせない。

 うーん何だろうこの感じ。ああ、例えていうなら「天井の高い部屋」に近いかもしれない。圧迫されず、息苦しくない感覚に似ている。

 中途半端な解像度と思うかもしれないが、これは、ディスプレイ表示を高密度にして精細な表示を実現するためだ。Surface Laptop 2では画面表示密度を示すppi(Pixel per inch。一平方インチ当たりのピクセル数)は201ppiとしている。

 一般的に13.3型ディスプレイで解像度が1920×1080ピクセルの場合、表示密度は165ppiなので、より高精細な表示が可能になる。高精細な表示ができるということは「小さなフォントでも識別しやすい」ことになる。

 先ほど紹介したように、Surface Laptop 2は表示スケールを標準で150%推奨にしている。この状態でWebブラウザのChroneでPC USERの記事を表示すると、記事本文のフォントは約3ミリとなる一方で、テキストエディタ「秀丸」の初期設定状態(MSゴシック10ポイント)では1文字約2ミリになるが、どちらの場合でもきれいに表示されるフォントのおかげで(多少、老眼になった私でも)苦もなく文字を認識できる。これこそが、映像や静止画をきれいに表示できるだけじゃない、実際に使って分かる201ppiの優位性だ。

 なお、ディスプレイには傷が広がりにくい「Corning Gorilla Glass 3」を導入した光沢パネルを採用している。こちらも映像や静止画をきれいに見せるための仕様だが、周囲の映り込みが気になるところでもある。

 映り込みを防ぐには、ディスプレイの輝度を高めに設定し、表示する画像も明るめの色にしておきたい。実際に使ってみるとエディタ表示や壁紙に明るめの色を選ぶ、ディスプレイ輝度を10段階の下から6レベルに設定すると周囲の映り込みは気にならないレベルまで抑えることができた。

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最終更新:4/19(金) 15:50
ITmedia PC USER

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