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久保、硬膜下血腫で引退の同僚・山中さんに2階級制覇ささぐ

4/20(土) 9:51配信

スポーツ報知

WBA世界フェザー級タイトルマッチ 王者・徐燦―同級10位・久保隼(5月26日、中国・撫州)

 前WBA世界スーパーバンタム級王者で同フェザー級10位の久保隼(29)が19日、神戸市内で会見し、5月26日に中国・撫州で同級王者・徐燦(シュ・チャン、25)に挑戦することを発表した。昨夏に硬膜下血腫で引退を余儀なくされた元同僚の前WBO世界ミニマム級王者・山中竜也さん(24)にささげる2階級制覇を約束。「竜也は目指すボクシングを完成させる前に終わってしまった。アイツの分も」と意気込んだ。

 久保自身も17年9月の王座陥落後、昨年4月の復帰戦は飾ったが、10月のスパーリング中に右目を負傷。12月の試合をキャンセルした。物が二重に見え、右眼筋マヒの診断。引退も覚悟した。再起へ道が開けたのは3月。医師の勧めで、両目のバランスを整えるため、負傷していない左目を手術して無事成功した。挫折を乗り越え「ボクシングが好きなんだと再確認できた」。山中さんからは「絶対勝って下さい」とエールをもらった。

 この日、偶然にも山中さんは大阪・北新地で、おにぎり居酒屋「おにぎり竜」をオープンさせた。「ベルトを持ってお店に行ければいい」。戦友の第2の人生のゴングが鳴った日、久保がプロ人生初の海外アウェー戦でのベルト奪取を誓った。(田村 龍一)

最終更新:4/21(日) 23:48
スポーツ報知

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