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【映像】ノートルダム大聖堂の火災 修復に巨額の寄付申し出続く

4/19(金) 13:02配信

AP通信

パリ、フランス、4月19日(AP)― 火災で木造建築の一部が焼失したパリの世界遺産ノートルダム大聖堂の修復に、フランスの富豪らが申し出た寄付金が、火災発生の2日後には早くも約1000億円に達したと報じられている。
 これに対して、一般市民、とりわけ国内の貧困格差に対する抗議運動を続ける「黄色いベスト」などは、「死者がでなかった大聖堂の修理に、かくも迅速にかくも巨額の寄付申し出があることが不思議だ」と、高額な寄付の裏にある巨大企業の税金控除とイメージアップ戦略を批判。
 ベルナール・アルノー氏とLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが2億ユーロ(約250億円)の寄付を表明。また、高級ブランドのグッチなどを保有する投資会社アルテミスの社長フランソワ・ピノー氏や石油大手トタル、化粧品大手ロレアルなどがそれぞれ1億ユーロ(約120億円)の寄付を約束した。
 これら巨額寄付に対して、一般市民の反応は複雑だ。
 セーヌ川を挟んた対岸で30年間古書を商っているベルナール・テラデさんは、「大企業のイメージアップ戦略だ」として、巨額寄付を申し出た動機を疑う。その一方で、「寄付がなかったら税金で賄うことになる」と、寄付を歓迎する声もある。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:4/19(金) 13:02
AP通信

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