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【ブラジル】他殺犠牲者25%減少も、年初2カ月で6856人

4/19(金) 7:02配信

サンパウロ新聞

 ブラジルでは今年に入ってから、他人によって命を奪われた人の数が大きく減少した。

 ニュースサイト「G1」が毎月、全国26州とブラジリア連邦直轄区の公式データを基にして実施している調査によると、2019年1~2月に何らかの暴力によって命を奪われた他殺犠牲者の数はブラジル全体で6856人だった。この数には、まだ数字がまとまっていないとしてデータを公表していないパラナ州の犠牲者は含まれていない。そこで、18年1~2月の全国の犠牲者数からパラナ州の分を除いた数(9094人)で比較をすると、19年1~2月の他殺犠牲者数は18年同時期に対して24.6%減少したということになる。

 同調査では一般的な殺人だけでなく強盗致死、傷害致死による犠牲者の数を他殺犠牲者としてまとめている。

 「G1」の18日付報道によると、昨年同時期と比較しての減少は主にブラジル北東部の州によってもたらされた。バイア州、ペルナンブコ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州をはじめとする9州が属する北東部全体の今年1~2月の他殺犠牲者数は2791人と、18年同時期の4214人に比べて33.8%少なかった。北東部ではすべての州で18年1~2月の犠牲者数を下回った。減少率が最も大きかったのは57.9%の減少を記録したセアラ州で、同州内の年初2カ月の他殺犠牲者は18年の844人から355人にまで減った。

 州別では、3.3%(5人)増加したアマゾナス州と3.9%(3人)増加したロンドニア州以外の全州で18年1~2月に対する減少を記録した。全州の中で最も大きな減少率を記録したのは前述したセアラ州で、リオ・グランデ・ド・ノルテ州(41.9%減)、アマパー州(35.8%減)ペルナンブコ州(33.2%減)がそれに続いた。

 また、19年1~2月の他殺犠牲者数が最も多かったのはバイア州だった。バイア州の犠牲者数は18年の1050人に対して19.9%減少したものの、全国最多の841人に上った。バイア州に次いで多かったのはリオ・デ・ジャネイロ州(734人、23.9%減)、ペルナンブコ州(580人)、サンパウロ州(549人、5.8%減)などだった。

サンパウロ新聞

最終更新:4/19(金) 7:02
サンパウロ新聞

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