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志賀草津高原ルート きょう全線開通 日中に限定 2年ぶりの雪の回廊ウオーキングも実施

4/19(金) 6:05配信

上毛新聞

 草津白根山の白根山の火山活動に伴う志賀草津道路(国道292号)の一部区間(8.5キロ)の通行規制について、道路管理者の群馬県は18日、19日午前10時に規制を解除し、全線の通行を認めると発表した。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が継続されていることを踏まえ、通行は日中に限定するほか、バイクは認めないなどの条件を付けた。火山活動が急変した場合は、速やかに通行止めとする。

◎火山灰の影響直接受ける自転車やバイクなどは認めず

 気象庁や地元自治体などでつくる草津白根山防災会議協議会での検討を経て、草津町の黒岩信忠町長がレベル2の規制範囲(湯釜から半径1キロ)を維持したまま道路だけ例外的に立ち入りを認め、その上で県が冬季閉鎖の解除に合わせて全線通行を認めた。

 県は「火山活動が比較的静穏なことに加え、火山避難計画に基づく避難訓練や安全対策の状況、路面の状況など、安全面を確認して判断した」と説明した。

 規制が解除されるのは、殺生河原駐車場前―万座三差路の区間。通行できる時間帯は、午前8時~午後5時。10月15日から例年11月中旬の冬季閉鎖までは午後4時半まで。車のみ通行でき、噴火した場合に噴石や火山灰の影響を直接受ける恐れがある自転車やバイク、オープンカーの通行は認めない。夜間はいずれの車両も通行できない。

 噴火や火山活動の活発化、警戒レベル3への引き上げがあった場合のほか、視界不良により目視で監視できない場合は通行可能な時間帯でも通行を止める。緊急的に通行止めとする際は、県や町のホームページなどで知らせる。

 安全対策として、規制が解除される区間内の草津白根レストハウスなど3カ所に監視員を配置し、震動や異臭などを警戒する。解除区間に入る車両には現地で通行条件や噴火時の避難場所を記したチラシを配る。噴火の際はレストハウスやその近くに町が設置したシェルター4基(定員計120人程度)に避難させる。

 今回の通行条件や安全対策は、同防災会議協議会が新たにまとめた火山避難計画に盛り込まれた。計画に基づく17日の訓練では、火山活動が急変した場合に通行を止める手順を確認。町によると、通行止めの完了まで15分程度だった。

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最終更新:4/19(金) 6:05
上毛新聞

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