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選挙カーなぜ多様化? 従来のワンボックスから普通車・軽自動車が増えている理由

4/19(金) 7:10配信

くるまのニュース

選挙期間中に見かける選挙カーとは

 選挙の時期になると演説をしながら街中を走行している選挙カー(街宣車)を見かけます。一般的に選挙カーといえば、白色などの無地に立候補者の看板が付いていることがほとんどです。

さまざまな種類がある選挙カーの画像を見る

 しかし、最近ではトヨタ「アクア」や「シエンタ」などのルーフに看板を付けたクルマが増えています。なぜ、従来とは違う選挙カーが増えているのでしょうか。

 選挙カーとは、選挙期間中に立候補者が街頭演説を行う際、お立ち台の役割となるほか、街宣時の走行でも活躍する乗り物で、専門業者から選挙カーをレンタルすることが一般的です。

 選挙に興味がない人からは、「選挙カーでの名前の連呼」は嫌がられますが、有権者に対して『いかに覚えてもらうか』という部分では、選挙カーでの活動は重要な要素といえ、立候補者は選挙カーの看板デザインに力を入れるのです。

 そのため、看板を目立たせる意味から従来の選挙カーでは白色などの目立たないボディ色で、お立ち台としても使えるワンボックスタイプのクルマが多く見られましたが、最近では普通車や軽自動車を街宣活動に使用する有権者が増えているといいます。

 選挙カーのレンタルからさまざまな選挙活動を応援する専門会社は、次のように話します。

――専門カーにワンボックスタイプのクルマが多く使われている理由とは

 ワンボックスのメリットは、基本的に商用車のため車体費が安いということが挙げられます。また、立候補者が高い位置で街頭演説を行えるほか、多人数の移動や荷物の積載など多くの利点を兼ね備えていました。

 そのため、専用車も多く、いろいろな会社がレンタルを行っています。

――最近になって、普通乗用車や軽自動車、カラフルなクルマが増えた理由について

 近年、派手なことは控えられる傾向にあります。市町村会議員選挙では、選挙事務所は自宅の一室を使用し、選挙カーも軽自動車ということが一般的になっているなど、有権者の反感を買わないよう選挙活動も変化しているのです。

 また、2019年に限っていえば、「統一地方選挙」といって日程を全国で統一した選挙が行われています。多くの立候補者が選挙カーをレンタルするため、従来の選挙カーや地味な色合いの普通車や軽自動車も出払っているなどの理由で、カラフルなクルマが多くなったのではないでしょうか。

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最終更新:4/19(金) 8:39
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