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スゴ腕エコノミスト「靖国神社の桜」が示唆する日本の景気動向

4/19(金) 8:40配信

MONEY PLUS

長く花見できると景気も持続

東京の桜が平年の3月26日より早い開花日の年で、開花から満開までが長く、花見がたくさんできた年は、その後1年超にわたって景気の拡張局面が長く続く傾向があります。

これまでは1966年の16日がトップで、その年は景気拡大が1年超続きました。平年より早い開花日で満開までの日数が11日以上の年は計9年ありますが、そのほとんどで1年超にわたり景気拡張局面が継続しています。

今年の満開は、開花から6日後の3月27日で、間隔は平年の8日より2日短かったのですが、満開後に寒い日があったので、4月6日・7日の土曜日・日曜日頃まで見頃が長く続きました。満開になった後もすぐ散ってしまうのではなく、長く花見ができたという珍しいケースになりました。 

今のところ、日本の景気はもたついています。3月の日銀短観では大企業製造業・業況判断DIは悪化しましたが、類似調査の4月のQUICK短観4月調査では2月・3月に比べ改善し、底打ち感が出ています。景気も桜のように満開を迎えられるかどうかが、注目されます。

宅森昭吉(三井住友DSアセットマネジメント チーフエコノミスト)

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最終更新:4/19(金) 8:40
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