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【ブラジル】詐欺被害者890万人 4割は「クローンカード」被害

4/19(金) 7:02配信

サンパウロ新聞

 日常の買い物や外食、インターネット通販など、生活の様々な場面で便利なプラスチックマネーとして利用されているクレジットカード。ブラジルでは、ビールや串焼きなどといった飲食物や衣料品、アクセサリー等を道端で販売している露天商ですらカード決済端末を持っていないと商売にならないほど、非常に多くの消費者が代金の支払いにカードを使用する。そして、カードを使ったことによって詐欺の被害に遭う消費者もまた多い。

 全国商店経営者連合(CNDL)の18日の発表によると、同連合とクレジット保護サービス(SPC Brasil)によって実施された調査は、ここ12カ月の間にブラジルの消費者890万人が何らかの詐欺被害に遭い、これらの被害者の41%(365万人)がクレジットカードのクローン(複製)による被害に遭ったことを示している。クレジットカード複製に次いで多いとされているのは「ニセの払込書」を使った詐欺で、同調査では被害者全体の13%(約116万人)がこれの被害に遭ったと申告している。これらのほかにはデビットカード複製(11%)、ローン契約にまつわる詐欺(11%)の被害が多かった。

 同調査によると、詐欺被害の48%はインターネットを使った取り引き、物品購入で発生した。そして20%は銀行やその他金融機関の店舗内で行われたオペレーションで、15%は小売店(実店舗)で発生した。これらの詐欺の被害者が被った主な実害は、身に覚えのない物品購入(37%)、財務上の損失(24%)というものだったが、被害者らはこれらのほかにも、関係機関等への届出や状況の適正化などといった事後処理のために膨大な手間と時間を割かなければならないという問題に直面することになる。

サンパウロ新聞

最終更新:4/19(金) 7:02
サンパウロ新聞

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