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《ブラジル》先住民(インディオ)の代表がボウソナロ大統領と会談=保護区内の農業開発や鉱物採掘の許可を要求

4/19(金) 7:31配信

ニッケイ新聞

ボウソナロ大統領(社会自由党・PSL)は17日、ブラジル国内の先住民(インディオ)の代表者たちと出演した動画をフェイスブックで生配信し、先住民が保護区内で鉱物採掘や農業を行うことを奨励したと、17、18日付現地紙・サイトが報じた。
 大統領は、パレシス、マクシ、スクル、ヤノマミの各部族の代表者の訪問を受けた。彼らは、伝統的な保護区(居住区)を開発し、経済活動を行う権利を要求している。
 
 大統領は「インディオが居住地で自主権を行使することを保障するために必要なことは全て、政府として取り組む。彼等が望むなら、保護区の開発権も認めるべき」と語った。
 同大統領はさらに、「ロライマ州には極めて豊かな地下資源が眠っており、インディオたちは当然、それらを利用する権利を持っている。豊かな土地に住みながら、貧しいままでいなければならない理由はない」とした。
 インディオの代表者の一人、アルナウド・パレシス氏は動画の冒頭で、「我々は、環境に配慮しつつ、保護区内での農業活動や鉱物採掘活動を行うことを望んでいる。これは生活の質向上のためだ。そうすれば、食料も確保できるし、雇用不足の解決にもなる」とし、農業活動許可を求めるインディオの声を代表した。
 アベル・マクシ氏も、「農業を行いたい、作物を植えたいと願っていても政府の支援を得られないインディオの声を届けるためにやってきた」とし、保護区内での農業や鉱物採掘が禁じられているために、インディオが貧困から抜け出せないでいる現状を訴えた。
 ボウソナロ大統領は保護区開発に反対する非政府団体(NGO)を批判し、インディオの生活に政府が介入すべきではないと述べた後、「国民の願いに沿って動くのが大統領であるように、インディオの願いに沿って動くのが国立インジオ保護財団(FUNAI)だ。さもなくば、同財団幹部を一掃する」と発言した。
 ボウソナロ大統領は、自らの「自然保護よりも経済開発を優先したい」という思惑と、「豊かな土地、豊かな地下資源を利用して富を得たい」とする一部インディオの思惑が一致しただけなのに、「環境保護ばかり主張する、酷いブラジル人と国際NGOに、奴隷のように扱われているインジオを解放する」と発言した。

最終更新:4/19(金) 7:31
ニッケイ新聞

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