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「西成に育ったら、それは罪ですか?」 『アメトーーク!』で差別的表現、西成高校の校長が問いかける。

4/19(金) 13:49配信

ハフポスト日本版

人気バラエティ番組『アメトーーク!』で、大阪府立西成高校や西成地区について、事実と異なる内容や差別的な表現があったとして、4月19日、番組が謝罪した。しかし、ネット上では「何が悪いの?」と差別を容認するような声も多数広がっている。

同日、全校集会を開いて経緯を報告するという同校の山田勝治校長は、ハフポスト日本版の取材に対して、生徒たちは日常的に差別や偏見の目にさらされていると話し「西成に育ったら、それは罪ですか?」と問いかける。

2月に放送された同番組では同校について、出演者が「窓がガラス素材でない理由は、ガラスだと割る人が多いから」「椅子が机とつながっている理由は投げられないようにするため」などと揶揄する表現があった。こうしたことは事実に反すると、山田校長は指摘する。

山田校長によると、番組から謝罪があった後も影響は続いている。ネット上などでは番組を批判する声もあるが、「何が悪いの?」「治安が悪いのは事実」などというコメントも相次ぐ状態となっている。

放送をめぐって、同校は「出演者全員の出身校の発表がなかったにも関わらず、同校出身者の発言のみが編集で削除されずに放送された」として、3月10日過ぎにテレビ朝日に抗議をした。その後、番組担当者が直接同校を訪れて謝罪を受けたという。

山田校長は、同番組に限らず、同校の生徒たちは日常的に差別を受けているのだと明かした。

例えば、卒業生が働くアルバイト先で学校名を聞かれた際に、「西成です」と答えただけで、「きちんと働かないのでは」といった偏見を持たれたり、ひどい言葉をかけられたりするのだという。こうした偏見はなかなか減らないという。

日雇い労働者が多いことや、かつて被差別部落があったという歴史。確かに「西成には、地区として複合的な要素がある」と、山田校長。

だが、山田校長はこう続ける。「西成に育ったら、それは罪ですか?ということですよね。この地区に対する偏見や差別で苦しむ生徒たちに、『決してマイナスではないよ。レッテルが貼られた時、「何が悪いんですか?」と言い返せるようにしないと』と伝えたいんです」。

学校の役割として、″西成とは何か”を考える学習に日々取り組んでいるという同校。19日には、今回の件に関して全校集会を開く。

山田校長は「何が本当か、自分の目で見定めることの大切さを話したい」としている。

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最終更新:4/19(金) 16:58
ハフポスト日本版

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