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小松基地をアニメの聖地に 放映後、舞台に若者続々

4/19(金) 2:06配信

北國新聞社

 航空自衛隊小松基地(小松市)を舞台に、若者が正体不明の飛行物体と戦闘機で闘うSFアニメ「ガーリーエアフォース」の放映後、ファンの若者が続々と基地周辺を訪れている。アニメゆかりの地を巡るファンの行動は「聖地巡礼」と呼ばれ、こうした動きをまちの活性化に生かそうと、地元有志は19日から、アニメのパネル展(北國新聞社後援)を企画する。基地も任官希望者の増加に期待を寄せる。

 「ガーリーエアフォース」は今年1~3月、インターネットや、都内の地上波でテレビ放映された。迫力ある戦闘シーンはファンの間で評判になり、原作小説の発行部数も累計30万部に上った。

 アニメの製作委員会によると、スタッフが昨年3月に小松基地を含め、小松市の各所を入念に取材した。映像では主人公の自宅が「こまつ町家」に設定され、中心部の町並みも忠実に描かれており、大勢のファンが「聖地」を巡る一因になっているようだ。

 パネル展は龍助町の住民らでつくる「北國とおり町にぎわい協議会」が開く。町内のこまつ町家ギャラリー長保屋を会場に、アニメの各話を象徴する場面と、その見どころを紹介するパネルを展示する。5月末まで開く予定で、中出暁史会長は「多くのファンに来場してほしい」と期待を込める。

 こまつ観光物産ネットワークなどは、アニメに登場する県立航空プラザや勧進帳の舞台である安宅の関など市内5カ所を巡るスタンプラリーを開始した。18日までに延べ約300人が利用し、担当者は「これまであまり見なかった若い方がたくさん来ている。アニメ人気の高さがうかがえる」と話した。

 小松基地によると、同基地を取り上げた小説やアニメなどは過去にもあり、現在も連載中の漫画がある。昨年9月の航空祭には、アニメの声優によるトークイベントも開催し、大勢のファンが集まったという。広報担当者は「作品を通じて、自衛隊を身近に感じていただけるとうれしい」と語った。

北國新聞社

最終更新:4/19(金) 2:06
北國新聞社

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