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不調のレーシングポイントは急速に進化する? バルセロナで大型アップグレード投入か

4/20(土) 19:07配信

motorsport.com 日本版

 レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、中国GPで12番手スタートから8位入賞を果たした。チームのテクニカルディレクターであるアンドリュー・グリーンは、上海では現状のマシンのポテンシャルを最大限発揮したと語ると共に、本当の進歩はスペインGPの後に見られるはずだと述べた。

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 レーシングポイントの2019年型マシンの開発は、フォースインディア時代の財政難の影響で難航し、パフォーマンス面で妥協を強いられていた。しかし現在は、新オーナーのひとりで、レギュラードライバーのランス・ストロールの父でもあるローレンスから資金が注入されるようになり、新しいパーツが定期的に投入できる状況となった。

「アップデートによって、最適なマシンに近付いてきている」とグリーンは語った。

「バーレーンテストはマシンのスイートスポットを見つけることに大いに役立った」

「バクーで我々は毎年良い成績を残していて、今年も力強い走りができればと思っている。バクーの週末には専用のエアロキットを持ち込む予定だ。そこからアップデートは急速に進んでいくだろう」

「スペインは何かが起こり始める場所でもある。我々は未だに目指すべき場所から遠く離れているが、その一方で他チームは大きく進歩している」

「我々はここ数年資金不足に悩まされてきた。チームを立て直して前進するには時間がかかるので、辛抱強くなければいけない」

 ペレスは中国GPで完璧なレースを展開した。12番グリッドからスタートで8番手にジャンプアップすると、ソフトタイヤスタートを強いられたQ3進出組を尻目に、新品のミディアムタイヤの優位性を活かして1回のピットストップでレースを走りきった。

 グリーンはレースを振り返って次のように語った。

「予選順位の点で言えば、9番手、10番手より、11番手、12番手の方が有利だった」

「だから12番グリッドという結果には満足していた。トップ6を狙うつもりは全くなかった」

「チェコ(ペレス)が力強い走りを見せてくれた。タイヤにもそれほど余裕がある訳ではなかったので、1ストップは簡単な作戦ではなかった。そのため丁寧に走る必要があったが、彼はそれをやり遂げた」

 一方チームメイトのストロールは16番手からスタートし、最終ラップでケビン・マグヌッセン(ハース)をかわして12位でフィニッシュした。ストロールは予選でQ1敗退を喫したが、グリーン曰く、彼のポテンシャルは明らかだという。

「彼は本当に不運だった。今考えれば彼はスタートが良かったので、うまくいったかどうかはわからないが、少し作戦を変えるべきだったのかもしれない。彼は得点に値したと思う」

「彼にはポテンシャルがあって、それはすぐに証明されるだろう。我々はこれまで、彼がチームに順応して、仕事を理解するためには半年かかるだろうと言ってきた」

「我々はまだその過程にいる。一晩でどうにかなるものではない。我々は新しく加入したドライバーが適応に時間がかかるのを見てきた。彼も同じだが、いずれ慣れるだろう」

Adam Cooper

最終更新:4/20(土) 19:07
motorsport.com 日本版

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