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【甲府】FW曽根田、復帰即V弾で平成ラストホーム飾った

4/21(日) 7:08配信

スポーツ報知

◆明治安田生命J2リーグ第10節 甲府1―0京都(20日・中銀スタ)

 J2ヴァンフォーレ甲府が後半39分、途中出場のFW曽根田穣(24)の決勝ゴールで京都を1―0で下し、山梨中銀スタジアムでの平成ラストマッチを勝利で飾った。曽根田にとっては左太もも肉離れから5試合ぶりの復帰戦でうれしい殊勲弾となった。守備陣の奮闘で3試合ぶりの完封。ハードワークして攻守がかみ合い、暫定首位に浮上した。

 攻めている。あとはゴールだけ―。後半39分。サポーターの祈りが曽根田の右足に宿った。ゴール前でボールを持つと、ドゥドゥ(28)へパス。佐藤洸一(32)を経由して戻ってきたボールを、ゴール右に蹴りこんだ。今季3点目となる8試合ぶりのゴール。前節の水戸戦(1●2)で喫した今季初黒星のショックを払拭する一発は、中銀スタ平成最後を飾るゴールでもあった。

 「メチャメチャ慎重に蹴りました」と平成6年(1994年)生まれの曽根田は笑顔で振り返った。第2節の山口戦で2ゴール。その後も出場を続けていたが、金沢戦(3月23日)後の練習で左太もも裏を肉離れし離脱した。「もどかしさはありました」。一度練習に復帰しながら、再発して別メニューに逆戻りしたこともあった。この日が5試合ぶりのベンチ入り。復帰戦でアピールできた。

 前節で水戸に敗れ、クラブ記録の開幕無敗記録を「8」で止められた。伊藤彰監督(46)は「負けてなくて隙が少しあった。いいクスリをもらって、今日は90分とロスタイムまでハードワークできた」と振り返った。終了間際には自陣ゴール前にくぎ付けされながら、GK河田晃兵(31)が決定的なシュートをセーブ。その直後に試合終了のホイッスルが響くと、イレブンは次々にピッチにへたり込んだ。3試合ぶりの無失点にDF小出悠太主将(24)は「気持ちを見せて守るぞ、と。DF陣で鼓舞し合いながらやっていました」。90分間、手を抜かず走り続けた証しだった。

 クラブは10試合を“1クール”と見立てており、全42試合の“第1クール”が終了。「1クール勝ち点20」で「年間勝ち点80」を目標にしており、「勝ち点1」届かなかったが「近い数字を残せたので、第2クールに向けてパワーを持って入ることができる」と伊藤監督。“第2クール”での目標は、首位の座を不動にすることに他ならない。(西村 國継)

最終更新:4/21(日) 7:08
スポーツ報知

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