ここから本文です

マフィが4トライ発奮「みんなのおかげ。うれしい」

4/21(日) 7:12配信

スポーツ報知

◆ウルフパック66―21ハリケーンズB(20日・ゼットエーオリプリスタジアム)

 ラグビー日本代表候補で編成する「ウルフパック」は20日、千葉・市原市のゼットエーオリプリスタジアムでスーパーラグビーのハリケーンズ(ニュージーランド)下部チームに66―21で大勝した。先発NO8アマナキ・レレイ・マフィ(29)=NTTコム=が4トライと発奮。W杯開幕5か月前に大きな存在感を示した。チームは27日にウェスタン・フォース(オーストラリア)と東京・秩父宮で戦う。

 15年W杯代表のマフィがあふれるパワーを見せつけた。0―7の前半14分、ゴール前中央でパスを受けると相手のタックルに動じることなくインゴールへボールをたたきつけた。「みんなのおかげ。自分はスペースでもらった、おいしいトライ。うれしい」。突破でチャンスを作り出し、モールでは猛プッシュ。前半だけでチーム6トライ中3本を仕留め、2本に絡んだ。観戦した家族の前での1試合4トライは「今までやったことがない」大暴れだ。

 実戦はスーパーラグビー(SR)サンウルブズの一員で出場した3月23日以来。2試合を行ったニュージーランド(NZ)遠征(3月25~4月6日)には帯同せず、ウルフパックでは初試合だった。昨年7月にSRレベルズ(オーストラリア)の同僚へ暴力事件を起こし昨秋の代表活動は外れた。「日本代表(候補)に初めて戻って、みんなと一緒に試合した楽しさ」が、この日のプレーに現れた。ただ自己評価は100点中「4点」。「密集のボール争奪戦で、もっと激しさがほしい」と課題を挙げた。

 マフィの勢いで開始27秒で先制を許したミスを帳消しにし、3月のNZ遠征で31―52で敗れたリベンジに成功した。42―7のハーフタイムはコーチ陣が控室に入らず選手だけで話し合い、修正。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)は「リーダー陣が後半へチームをまとめられるか試した。任務を達成してくれたのがうれしい」と喜んだ。

 結果、内容と共に選手間の信頼関係が強まっていることも収穫になった。2月の始動から地道な体力強化、スキル強化に取り組み、実戦3試合目で「積み重ねたハードワークの結晶」(ジョセフHC)が白星になった。W杯開幕まで残り5か月。結晶を自信に変えて成長し続ける。(大和田 佳世)

最終更新:4/21(日) 7:12
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事