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「CRAFT SAKE WEEK」に見るアスリートの生き方 中田英寿の“セカンドキャリア考”

4/20(土) 17:04配信

VICTORY

サッカー元日本代表の中田英寿(42)がプロデュースする日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2019」が4月19日に東京・港区の六本木ヒルズアリーナで開幕した。4年目となる今回は全国350以上の酒蔵を巡った中田氏厳選の110蔵が日替わりで登場し、前半5日間はアジア料理、後半5日間は日本・欧州料理を提供する名レストランが出店。大型連休序盤の4月29日に最終日を迎える。

オープニングセレモニーに出席した中田氏は「日本酒が日本食にしか合わないというのは思い込み」などと今回のテーマとなる「日本酒と世界各国料理とのペアリング」の狙いを紹介。日本全国を旅して、日本酒や伝統工芸など日本の文化を国内、世界に発信している自身の取り組みについて「今、情報はインターネットで簡単に調べられますが、だからこそ地方の知られていない情報こそ、ラグジュアリーなものになる。地方が価値を持つ時代。蔵元などが地方から発信できる仕組みをつくることが大事」と地方創生、地域経済活性化にもつながる思いを披露した。会場にはネスレ日本との協力で「ご当地キットカット ペアリング BAR」をオープン。日本酒と「キットカット」のペアリングをAIが提案するコーナーを設置し、ここにも長い行列ができた。

今や日本酒業界、日本酒ファンのみならず国内外で注目される日本最大の「SAKEイベント」となっている、この「CRAFT SAKE WEEK」だが、実は主催しているのは、中田氏が代表取締役兼CEO(最高経営責任者)を務める「株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」という会社。自ら先頭に立ち“社長”として日本酒業界を盛り上げている。
中田氏は2006年のサッカーワールドカップドイツ大会限りで現役を引退。当時まだ29歳。あまりに早い“引き際”に日本のみならず、世界が衝撃を受けた。その後は、選手の引退後として定番といえる指導者や評論家などの道に進まず、自身の公式サイトで「旅人宣言」をして世界を巡る異色のセカンドキャリアを選んだ。世界100以上の国・地域を巡り、現在は改めて日本全国を渡り歩いて伝統工芸や日本酒など知見を広げ、日本文化の魅力を世界に発信する役割を担っている。

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最終更新:4/22(月) 17:33
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