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広島県の「東城三本桜」2本が満開 森湯谷エドヒガンと小奴可の要害桜

4/20(土) 15:30配信

山陽新聞デジタル

 広島県庄原市東城町の春の代名詞となっている同県天然記念物の巨樹桜「東城三本桜」のうち、森湯谷のエドヒガン(東城町森)と小奴可の要害桜(東城町小奴可)が満開を迎えた。歴史を感じさせる太い幹から伸びる枝にあふれんばかりのピンクの花が咲き誇り、観光客らを魅了している。

 森湯谷のエドヒガンは高さ約30メートル、幹回り約5メートル、推定樹齢300年以上の巨大な桜。飯山のふもとにそびえる。今年は例年に比べ1週間ほど遅い10日ごろから開花が進み、ここ数日で花盛りとなった。観光客らは遊歩道に沿って一周したり、シートを敷いて弁当を食べたりと満喫。すぐ脇に植樹されたクローン苗の後継樹との“親子共演”も見どころの一つとなっている。

 福山市から夫婦で訪れた女性(65)は「美しさの中に、年数を重ねた力強さを感じる。毎年見に来て元気をもらってます」と話した。

 中世の山城・亀山城跡の一角に咲くことから名前が付いたとされる要害桜も今がピーク。こちらも品種はエドヒガンで、高さ約17メートル、幹回り約5・7メートル、推定樹齢は500年以上。近くの水田に映る「逆さ桜」が人気で、日没後にライトアップもある。

 保存活動を行っている小奴可自治会の渡辺竜司さん(67)=庄原市=は「雨や雪に負けず長年地域を見守ってくれた桜。迫力ある枝ぶりなど、じっくり観賞してほしい」と呼び掛けている。

 ともに見頃は24日前後までの予想。残る千鳥別尺のヤマザクラ(東城町千鳥)はまだ開花しておらず、見頃は今月下旬となりそう。

最終更新:4/20(土) 15:30
山陽新聞デジタル

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