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沖縄のモノレール3両化へ 伸び続ける乗客数に対応 知事、近く国に支援要請

4/20(土) 16:10配信

沖縄タイムス

 沖縄都市モノレール社と県、那覇市、浦添市などは22日、車内混雑の解消に関する会議を開き、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の車両を現行の2両編成から3両編成に更新するなど、輸送力増強の方針を確認する。複数の関係者が19日、明らかにした。意見がまとまれば、玉城デニー知事や城間幹子那覇市長らが25日に上京し、政府へ支援を要請する。(政経部・屋宜菜々子)

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 ゆいレールの1日平均乗客数は、2003年度に開業した当初の約3万2千人から、18年度は5万2355人と増加を続けている。今夏に開業予定の石嶺-てだこ浦西駅までの延伸などで、1日約1万人の増を見込んでおり、さらに混雑する。年間では18年度の1905万人から2270万人への増加を見込んでいる。

 22日の会議では、延伸開業の直後は、現行の2両編成のままダイヤ増加で対応することを確認する。那覇空港の第2滑走路の使用開始などで、数年後にはさらに需要が伸びると予測しており、将来的に3両化が必要との意見で一致する見通しだ。

 モノ社の運行する現行の車両は3両編成に対応していないため、比較的新しい車両を改良し、間に入れる車両を購入。また古い車両の更新時に、3両編成へ対応する車両を購入するなど、段階的に3両化する案がある。関係者によると、通勤や通学ラッシュの朝・夕は3両編成で、日中は2両編成での運行も検討するという。

 3両化には、駅のホームドアの改修や車両基地の拡充も必要で、資金調達が課題となる。県は本年度予算で、3両編成への調査費約5千万円を計上。3月に沖縄を訪れた菅義偉官房長官は、ゆいレールの混雑に言及し、「現在2両の編成を3両とすべく、準備を進める。国としてもハード交付金を活用し、最大限の支援を行う」と述べていた。

最終更新:4/20(土) 16:15
沖縄タイムス

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