ここから本文です

チャンピオンシップを見据えるニック・ファジーカス「僕たちには勝てる力がある」

4/21(日) 9:55配信

バスケット・カウント

「質の高いプレーをして、チームに勢いを」

文・写真=鈴木栄一





川崎ブレイブサンダースはレギュラーシーズン最終節でシーホース三河とのアウェーゲームに連勝を収めた。すでに中地区2位でのチャンピオンシップ出場が決まっている川崎に対し、三河はワイルドカード下位の当落線上と、モチベーションの面では三河がより高められやすい状況だった。しかし、川崎は20日の第1戦に終了間際の篠山竜青の決勝シュートで75-74で競り勝つと、第2戦は第1クォーターで2桁のリードを奪い、そのまま危なげない展開で83-66と快勝した。

この2試合、言い方は悪いが川崎にとっては消化ゲームであり、コンディション調整のことを考え主力のプレータイムを抑えることも妥当な選択肢だった。しかし、大黒柱ニック・ファジーカスが2試合続けて30分以上プレーするなど起用法は変わらなかった。

この起用法に至った理由を、川崎の北卓也ヘッドコーチは次のように明かす。「前節、新潟に連敗してチームの状態は良くなかったです。その中で選手の意見を聞き、チャンピオンシップに向けてやらなければいけないと気迫が伝わってきた。それで普段通り、勝利にこだわってプレーしましょうと話しをして戦いました」

さらに指揮官は、この2試合を「内容も良かったですし、勝利することで雰囲気を良くすることができました。連勝で終えることができて良かった」と総括する。

北と同じく大黒柱ニック・ファジーカスも戦いぶりには手応えを得ている。先週、新潟アルビレックスBBに連敗を喫し地区優勝を逃したあとには「これは恥ずべきことだ」と怒りを露わにしていたが、今回は「良いプレーだった。今日は昨日と比べても特にディフェンスがかなり良かった。先週のことをもう忘れて前に進まないといけない」と柔らかい表情で言う。

今節は特に内容重視でプレーしたと振り返る。「消化試合ではあったけど、もちろん勝つために来た。ただ、勝ち負けへのこだわりというより、まずは質の高いプレーをしたいという気持ちが強かった。それが来週から始まるチャンピオンシップに向けてチームの勢いになる。今週はみんな集中していたし、良いバスケットボールができたことは本当に大きい」

1/2ページ

最終更新:4/21(日) 10:15
バスケット・カウント

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事