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空飛ぶウミガメ、ハワイ初飛来 特集・ANA A380フィットチェック

4/21(日) 6:30配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」の初号機(登録記号JA381A)が現地時間4月17日朝(日本時間18日未明)、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)に到着した。5月24日の成田-ホノルル線就航に備え、現地で実機を使った搭乗橋や地上設備などを確認する「フィットチェック」を実施するためだ。

【ホノルルに初めて到着するANAのA380】

 A380がダニエル・K・イノウエ空港を最終目的地として降り立ったのは、ハワイ州運輸局(HDOT)によると、旧称のホノルル空港時代も含めて今回が初めてだという。一方、エアバスによると、飛行試験機の飛来はないものの、カンタス航空(QFA/QF)の機体がダイバート(目的地変更)した事例があるという。出発時から目的地をホノルルとしたA380のフライトは、今回のFLYING HONUが初めてとなった。

 FLYING HONUは「空飛ぶウミガメ」を意味し、ANAは成田空港と関西空港間で慣熟飛行を6日から開始。両空港をほぼ毎日往復している。ダニエル・K・イノウエ空港には、海外の就航先では唯一の自社ラウンジを新設。空港内で最大規模となり、ファーストクラスがあるアッパーデッキ(2階席)へ直接搭乗できるようにする。

 ターミナル2の3階、エバ・コンコースにあるC4搭乗口上にファーストクラスの乗客やマイレージサービス最上級会員用の「ANAスイートラウンジ」と、ビジネスクラス客などが使える「ANAラウンジ」を設ける。C4のほか、C9搭乗口もA380対応に改修され、同じ時間帯にA380による運航便が重なっても対応できるようになっている。

 17日のフィットチェックでは、C9に到着。事実上初めて飛来したA380を、多くの空港関係者が出迎え、到着後は様子をうかがいに来る人の姿も目に付いた。また、到着直後に搭乗橋を初めて設置する際は、通常の機体よりも時間をかけ、慎重に機体へ近づけていた。

 今回のフライトはNH9802便として、成田空港を17日午後7時57分に出発。A滑走路を午後8時13分に離陸した。ホノルルへは現地時間17日午前7時49分(日本時間18日午前2時49分)に着陸し、午前8時6分(同3時6分)に到着した。パイロットは機長が2人で、客室には国土交通省航空局(JCAB)の審査官やANAの担当者が合わせて6人同乗した。

 本写真特集では、FLYING HONUがハワイへ初めて降り立った様子を取り上げる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:4/21(日) 6:30
Aviation Wire

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