ここから本文です

小平智は連覇が絶望的に「精神的にキツイ」

4/21(日) 8:15配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇米国男子◇RBCヘリテージ 3日目(20日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

【画像】前年大会で米ツアー初優勝を遂げた小平智

1アンダー49位タイで決勝ラウンドを迎えた小平智は、3バーディ、7ボギー1ダブルボギーの「77」をたたき、通算5オーバーの69位タイに順位を下げた。懸案の1Wショットの感触に苦しみ、アイアンショットでもミスが出た。首位のダスティン・ジョンソンとは15打差となり、昨年PGAツアー初勝利を飾った大会での連覇は大きく遠ざかった。

ティショットからのリズム、流れがなかなか作れない。そんな毎日が続く中、この日は2打目以降にミスが頻発した。出だし10番からチップショットを2ホール続けて強いられる展開となり、13番までに2ボギー。14番(パー3)では7Iで「左からの風でスライスをかけて、左に落として(ピンに)転がすイメージでしたけど、予想以上に風が強かった」と痛恨の池ポチャからダブルボギーとしてさらに後退した。

「アイアンショットが結構、ダフっていた」とチャンスをなかなか作れない。バーディは3つのパー5できっちり奪ったが、強い風も相まってパーオン率は50%にとどまった。ここまで3日間で記録した27個のパーは、決勝ラウンド進出者で最少。出入りの激しいゴルフに「疲れました」と肩を落とす。

1Wショットは「ずっと低く打っていました。ちょっとでも上げようとすると球が変になる」という対策が続いている。「いつもはスコアが悪くても、良くても、あまり疲れないけれど、違うことを考えなきゃいけない。体ではなく精神的にキツイ」とこぼした。

フラストレーションが溜まる時間でも、得られるものはある。世界ランキング9位のザンダー・シャウフェレとはこの日、初めて一緒にプレーした。「似たような体形なので勉強にはなった。調子が悪そうでしたけど、良いイメージがつきました。意外とハンドアップで、自分に似ているなと。飛距離も似たような(アイアンの)番手だし」という。この経験も、内容に首をひねりながら、しっかりスコアメークして週末に進んだからこそだ。

一年前、トップと6打差12位から出てプレーオフに持ち込んだ最終日は今年、全体の最初の組でプレーする。「チャンピオンというのは去年のこと。今年は今年。得るものがあしたまた出て来ればいい。前向きに頑張りたいと思います」と、静かにうなずいた。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事