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オーガスタの夜に決意 今平周吾が求めた飛距離

4/21(日) 17:48配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(21日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

【写真】アン・シネのすごい表情

「俺、やっぱり飛距離を伸ばさないといけないと思うんです」

特別推薦で初出場した海外メジャー「マスターズ」(オーガスタナショナルGC)で予選落ちした12日(金)の夜、宿舎でケアを受ける今平周吾は、神妙な面持ちで昨年から契約している渡辺研太トレーナーに切り出した。

「やっぱり体重を増やしたいです…。どうでしょう」

これまでも同年代の渡辺トレーナーと体重増加に臨んできた。今オフのグアム合宿では身長165cmながら過去最高の体重69kgになった。飛距離向上が目的ではなかったが、「動きが、鈍くなる感じ」。シーズン中の64、5kgからの変化に違和感があった。慣れた体重でシャープに振る方が良いのでは、と考えも揺れていた。

昨季国内ツアーの平均飛距離は全体32位の287.09yd。今季の米ツアーの同スタッツに入れると全体160位。今年出場した米ツアー「ソニーオープン」(1月)、「WGCメキシコ選手権」(2月)は、地面の硬さや標高で飛距離差をさほど気にしなかった。「正確性で勝負する」。昨季国内賞金王は再現性の高いスイングや安定感こそ強みと自負していた。

しかし、オーガスタでの衝撃は、カットラインに3打差という数字以上だった。

「んー、なんというか、本当にまったく通用しなかったんです。結果だけじゃない。かりに決勝に残っても、同じことを感じたと思う」。広いフェアウェイに海外選手は1Wを強振。コースはランが出にくく、キャリーで飛ばすしかない。2打目にUTを持つと、前方にいる同組選手は9Iを手にしていた。

「確かにオーガスタでは(活躍を)諦めれば良いというのもあるけど、アメリカでコンスタントに結果を残せるようになるには、やっぱりもう少し飛ばさないと厳しいなって思う」

小柄な今平は自身のスイングを「イメージを変えたりするからちょっとずつ違う」と説明するが、ほぼ一定のリズムで同じような軌道だ。スイングは左手の甲の、ある一点を意識し、そこだけを振り下ろすイメージだという。正確性を重要視し、クラブは短く持つ。

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