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【ガンプラビフォーアフター】イラストに見えるガンプラ、80年代風アニメ塗り「百式」を実現した“ワカメ影塗装”

4/21(日) 7:00配信

オリコン

 今年40周年を迎えた『機動戦士ガンダム』シリーズ。世界的にも人気な強力IPだが、その礎となったのは1980年代前半のガンプラブームだ。そんな「ガンプラ」進化の一翼を担ってきたモデラーの“匠の技術”について、トップモデラー・今日氏にインタビュー。まるでイラストにしか見えない『イラスト風ガンプラ』について、技術の習得方法や、モビルスーツ・百式への想いを聞いた。

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■その人の画力がモロに現れる「イラスト風ガンプラ」の難しさ

――イラスト風ガンプラは、正式な呼び名はありますか?

【今日】ガンプラに限らず、模型全般に使えると思い「イラスト風模型」と名付けました。

――イラスト風模型には、どれ位の種類があるのでしょうか。

【今日】イラストと一口に言っても、写実系や抽象画、デフォルメして簡略化したもの等多岐に渡ります。このイラスト風塗装は絵の技法をそのまま持ってきてるので、絵の塗り方の種類がそのまま挙げられると思います。アニメ塗り、厚塗り、絵画風、ボックスアート風、マンガ風、水彩風、色鉛筆塗り、鉛筆スケッチ・デッサン風、点描画風など…。個人名の画風はいくらでもあるので、挙げればキリがないですね。よくプラモの塗装で使われるウェザリングなんかも汚れやサビ・傷跡等を描き込んだり、パステルでホコリを入れたりしてリアリティを出したりもしますが、あれもイラストを描くのと一緒です。そういった意味では写実系、リアル寄りのイラスト風と言えるかもしれません。

――イラスト風模型に目覚めたきっかけをおしえてください。

【今日】mixiでハルさんという方の「アニメ風塗装ガンダムトライオン3」に感化され、自分にも出来ないかとハルさんに色々教えてもらいながら作ってみた所、これだ!とツボにハマってしまいました。後に、むむむ式さんという方のアニメ風RX-78ガンダムを見て、こういう技法があるのかと興味を持ち、これはアニメ風に限らず広い目で見ればイラスト全般の技法が使えるのではないかと気付きました。元々僕がプラモに出戻る前に絵を描いていたのもあって、絵を描く感覚で出来るのでうまくマッチしたのだと思います。

――イラスト風模型に挑戦するにあたって、何かを参考にされましたか?

【今日】常に何かしら資料を用意して作ってますね。アニメーターさんイラストレーターさんの画集、ロボ絵師さんのイラスト、アニメ作画…。この、資料を見ながら作るというのはとても大事で、イラスト風塗装の塗り方がわからなければイラスト畑の方の作品を見て参考にするのが一番の早道だと思います。

――イラスト風模型をやってみて、難しいと感じた点はどこでしょうか。

【今日】その人の画力がモロに現れる所ですね。先述の絵師さん方の描き方をじっくり観察しながら、その通りに塗るのか、または自分なりのアレンジを加えるのか。やってみたい絵柄の描き方をマネしても、画力が足りず上手くいかない事もあります(苦笑)。

――実際に挑戦を繰り返し、今日さんが得意とするのは何系イラストですか?

【今日】元々絵を描いていた頃に得意だったのがアニメ塗りだったので、その技術をそのまま模型に活かしています。アニメ塗りだけでも70年代・80年代・90年代・デジタル作画と特徴がそれぞれあって奥が深いですよ。

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最終更新:4/22(月) 9:55
オリコン

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