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木村昴 ジャイアンがあったから関われた「ヒプノシスマイク」

4/21(日) 10:03配信

BuzzFeed Japan

ジャイアンは映画だけ特別ではない

声優交代当初、木村や2代目の『ドラえもん』声優陣にはファンから厳しい声が飛んだ。

「見ている方にとっても、やっぱり2代目のドラえもんなんです。フェイクというわけではないですが、見ている肩の耳になじむのには時間がかかって。『こんなのドラえもんじゃない』とか言われちゃうんですけど、なんとか立ち向かっている感覚でした」

木村自身、自分をジャイアンと認められるには演じ始めてから5年以上かかった。

「2代目の声で育った子供たちが、小学生に入り始めた。この子たちにとっての『ドラえもん』は僕らしかいない。そう考えた時、実感がどっとわいてきた。くよくよしていちゃダメだ。自信を持ってやるしかないじゃん。そんな腹が決まったタイミングでした」

いまや子供たちから「ジャイアンだ」と言ってもらえる機会も増えた。バラエティー番組でもジャイアンのモノマネとして、自分の声をマネしてもらう。それが本当に嬉しい。

「たてかべさんに、頑張ってますよと言える。ドヤ顔ができる。大人の方にも『先代の声がなかなか思い出せない』と言ってもらえるようになっていて。時間はかかったけど、やっぱりやっていて良かったなと思います」

現在大ヒット中の『映画ドラえもん のび太の月面探査記』で、映画版への出演は15本目となる。

ジャイアンは劇場版では<いいやつ>になることは良く知られているが、木村は演じる上での変化はなく、あくまで通常のテレビシリーズの延長線上だと語る。

「みなさんに『劇場版だとジャイアンがかっこいい』と言っていただく。でも、ジャイアンは普段からピンチであれば、のび太を助けるんですよ。じゃあ、劇場版で何が際立っているか。つい最近、関さんと話していたんですけど、スネ夫のがいつも以上に卑屈なだけなんじゃないかと」

「スネ夫が仲間のピンチなのに『僕たちは家に帰ろうよ』というから、ジャイアンは『なにを言ってるんだ。男がすたる。助けに行くしかないだろう』と返す。あそこでスネ夫が『よし、助けに行こう』となったらみんな優しい子供になっちゃう。ジャイアンを引き立ててくれているのは、スネ夫のネガティブさ。だから関さんは『劇場版の1番の功労者はスネ夫だ』ってドヤ顔で言ってました(笑)」

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最終更新:4/21(日) 19:09
BuzzFeed Japan

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