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【今週の日経平均を考える】10連休前のポジション

4/21(日) 9:00配信

マネーの達人

先週4月15日~19日は、前週からの流れの高原状態から上抜けし、抜けたところの一段高で もみ合う形の一週間となりました。

先週一週間の高値は2万2250円で、安値が2万2162円と 100円内のレンジでの推移となっています。

前週末から先週初めにかけ、空けた窓を埋めることなく下値の抵抗帯として維持する形で推移するも、上に値を伸ばすに至らず、10月から12月の下落の戻り61.8%のポイント22347.26円に2円足りないところでピタッと上げ止まった形を示しています。

この61.8%の戻りが意識されているのか? 微妙ですが、止まる要因としての材料にはなると思います。

フィボナッチ理論で言えば61.8%戻すという事は、全戻しの可能性が高くなったといえるので、更なる上値追いは警戒が必要なところまで戻しています。

そして週明けから10連休前の一週間であり改元、天皇退位、即位の前の一週間といえます。

なかなかこの後の展開を明確に読むことも難しく、さらには、主要企業の3月末の決算発表も出てきます。

上げるにしろ下げるにしろ、材料は目白押しとなっています。

こうなるとファンダメンタルを見ての判断は非常に難しくなってきており、テクニカル重視というのがセオリーですが、何十年に一回という、改元や天皇後退のご祝儀相場がどれほどとなるのか? 計り知れず、不安がいっぱいで過ごす一週間が始まりそうです。

テクニカルで見ると、短期的にも中期 長期的にも、トレンドは上となっていると考えます。

週足に不安材料は残すものの、日足で見ると25日線が明確に上向きとなり切上がりを見せ、一時の波うちした位置から25日線も上放れており、この週末の25日線の位置は今年の最高値を付けています。

移動平均線の並び 向きを見ても、完全上昇トレンドを示しています。

従って基本的には上値追いを意識すべき状況です。

ただし、実際の建玉となると、残念ながら完全買い優勢でとはいかないタイミングで、10連休入りまであと5営業日となります。

強気で行きたいと思わせる形状となっていますが、基本的にはポジションの偏りは禁物と考えます。

したがって、週明けからの5日間は、買い玉の利確を進めながら入れ直しと、連休入りまでの吹き上がりがあれば、そこでヘッジの売り玉を入れるという事になります。

10連休前後の相場は?

実際の日々の動きが起きてみないことには、細かいイメージまでは出来ないですが、概ねどのように動かし回していくかのイメージはこの週末のうちにしておくことと考えます。
そして、為替についてですが、日経は3月に付けた高値を上値抵抗線として、約2か月ちょっと(またぎ3か月)のBOXを形状していたものの、3か月目に入ったところで上放れ(時期的には想定内)しました。

この上値のあたりは為替と連動しており、1ドル112円が同じく円安方向への目途となっていました。

日経は上抜けたにも関わらず、為替に関しては未だ112円近辺でうろうろしており、112円台半ばに向かう雰囲気は出ていないです。

したがって、外国人中心の日本マーケットにおいて、為替に連動する日経平均の上抜けは海外勢から見たときに、果たして上抜けたとみられているのか?も少々疑問には残るところです。

為替がここから112円台半ばへと円安に向かってくれれば、素直に23000円への意識になるのですが、現状は上に対しての思いは、後ろ髪をひかれながら、恐る恐る上昇を取っていくという形になっています。

そして、米国の状況では、為替は111円台後半に気持ち円高の雰囲気で、CMEや日経先物から見ると、週明けは小幅高で寄り付く公算です。

しかし、上抜けするに至らないことから、週明けは 先週のもみ合いの上値下値のどちらに離れるかが目先注目となりそうです。

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最終更新:4/21(日) 9:00
マネーの達人

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