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「二宮金次郎」薪を背負って読書しながら歩く勤勉・勤労少年 なぜか座った姿で発見 そのワケとは

4/21(日) 7:01配信

中京テレビNEWS

 小学校の校庭に置かれた「二宮金次郎」の像を覚えている方も多いと思いますが、薪を背負って読書しながら歩く少年は、なぜか最近では座って読書する姿になっていたといいます。その理由とは。

Q.小学校にある像といえば?

「二宮金次郎」(20代女性)
「二宮金次郎」(80代女性)
「薪(まき)を背負って本を読んでいる」(60代男性)

 昔から、多くの小学校にあった“二宮金次郎像”。薪を背負い読書をしながら歩く姿は、勤勉と勤労の象徴としておなじみですが、今や全国的に少なくなってきているそうです。

座った理由は 歩きスマホ防止のため?

 その二宮金次郎像がちょっと変わった姿で建てられたという情報をもとに、取材班は愛知県刈谷市に向かいました。するとその姿は…なんと歩いているのではなく座っています。薪を背負って本を読む、その姿は間違いなく二宮金次郎像です。

 会社の敷地内にある、この座っている二宮金次郎像。なぜ座っている像をつくることになったのか会社の創業者で会長の杉浦さんに聞いてみました。

「二宮金次郎イコール立った姿で薪を背負って本を読んでいる。これは今スマホをやりながら歩くのと一緒で、交通事故になっちゃいかんと。だったら座った二宮金次郎をつくったらどうだということで」(和光技研工業 杉浦和三郎会長)

 なんと座っているワケは、“歩きスマホ防止のため”だったといいます。

 杉浦さんはこれまで2体の二宮金次郎像を自費でつくってきました。そして去年、今の時代に合ったものをつくろうと、近隣の子どもたちの通学路にもなっている会社の正門横に“座った二宮金次郎像”をつくったそうです。

「社会の情勢からいうと、(座像)が正しいのかなと。子どもたちに素直な心を育ませるにはどうしたらいいかというのが原点」(和光技研工業 杉浦和三郎会長)

腰をおろし、ゆっくり考える時代かも

 そんな杉浦さんから依頼を受けてつくったのが、愛知県岡崎市で3代続く石材店の伝統工芸士・小野さん。

「今まで(座った像をつくることは)やったことないんですけど、座ってリラックスしたポーズがなかなか出せなくて、それが一番難しかった」(小野石材店 小野直行さん)

 これまで10体ほどの二宮金次郎像をつくってきたそうですが、座った姿をつくるのは初めてだったといいます。

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最終更新:4/21(日) 7:01
中京テレビNEWS

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