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なぜ女子高生は「韓国アプリ」に熱狂するのか?美容整形マンガもヒット

4/21(日) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「LINEマンガ」は380万MAUに成長

コミック領域でも韓国のアプリや作品はかなり浸透しています。中でも注目を集めたのは、2016年末にNAVER WEBTOON(ネイバーウェブトゥーン)によってローンチされたXOY(ジョイ)というアプリです。このアプリは、今までの漫画アプリにはなかった3つの特徴がありました。

・完全無料で広告も掲載しない非課金モデルを取っていたこと
・完全縦スクロール制を採用したこと
・毎週同時間更新により、読者の「読了コメント」を生み出していたこと

縦スクロールに固定することで、独特のコマ割りや構成を持つWebコミック発の漫画が増加し、ユーザーもスピード感を持って読めるので、筆者も読了後、気持ちよかったのを覚えています。

毎週同じ曜日の午前7時に各タイトルは更新されるので、熱狂的なユーザーは午前7時ぴったりに読み始められるように少し前の時間から待機をするという行動も見受けられました。

1話を全部読むとコメント欄を見ることができたのですが、7時03分ころにはすでに大量のコメントがあり、ファンの熱狂を感じることができました。

上記のような素晴らしい読了体験に加えて、広瀬アリスさんを起用し、BGMにはあいみょんさんの曲を使ったちょっとドキッとさせるCMや大量のTwitter広告で、同アプリは人気を博し、1年で130万MAUを獲得するほどに成長しました。

しかし、XOYの成長はそこで止まります。LINEマンガに吸収されてしまうのです。

LINEマンガはプラットフォームの恩恵もあり、もともと多くのユーザーを抱えていましたがピッコマやマンガワンなど他の漫画アプリとのユーザー数の差はそこまで大きなものではなく、2018年3月時点では230万MAUくらい(ピッコマは同タイミングで160万程度)。

一方、XOYは130万MAUほどでした。

ですが、ここからXOYのコンテンツと、それに引っ張られたユーザーを取り込み、LINEマンガは大きく成長します。2019年3月現在約380万MAUまで成長し、ダントツのユーザー数を抱えることになりました。

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最終更新:4/22(月) 10:23
BUSINESS INSIDER JAPAN

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