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「ゲーム・オブ・スローンズ」の架空言語の学習者、ゲール語話者を上回る

4/21(日) 11:10配信

The Telegraph

 ファンタジー小説を原作とした米ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で使われている架空言語「高地ヴァリリア語」の学習者数が、スコットランド・ゲール語やウェールズ語の話者数よりも多いことが分かった。

 語学学習アプリ「デュオリンゴ」で、高地ヴァリリア語コースの登録数は英国で10万人以上、世界で83万人に上っており、最新の国勢調査によるスコットランド・ゲール語の話者8万7056人やウェールズ語話者数を上回っている。

 デュオリンゴのコースは、会話が成立するのに十分な高地ヴァリリア語を学べるとうたっている。コースは、ゲーム・オブ・スローンズで使われている架空言語を創造した言語学者デイビッド・ピーターソン氏によるもので、2000単語以上が学べるようになっている。

 ピーターソン氏は、10年以上にわたりテレビ番組向けの架空言語を創作しており、ゲーム・オブ・スローンズのドスラク語など数々の言語を手掛けている。

 ピーターソン氏は、出演者らが発音を習得できるよう、架空言語のせりふを自分で声に出して読み、iPhone(アイフォーン)に録音し、送ったという。

 ゲーム・オブ・スローンズの原作であるジョージ・R・R・マーティン氏の小説シリーズ「氷と炎の歌」にいくつかの高地ヴァリリア語が出てきており、ピーターソン氏はこれらを広げて言語を創作した。

「ジョージ・R・R・マーティンの小説には、高地ヴァリリア語は少ししか書かれていなかった」とピーターソン氏は米テレビ局CBSに語った。「あまねく者は死すべき」という意味の「valar morghulis」と、「あまねく者は仕えるべき」という意味の「valar dohaeris」があったと言う。

「そこで、基本的にこれらの言葉をひな形として動詞や名詞を肉付けし、構築した。翻訳も可能な完全な言語になっている」

 デュオリンゴにはまた、米SFドラマシリーズ「スター・トレック」に出てくる架空言語クリンゴン語のコースもあるが、高地ヴァリリア語の学習者数はすでにクリンゴン語の2倍に達している。【翻訳編集】AFPBB News

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最終更新:4/21(日) 11:14
The Telegraph

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