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元自衛官が転身!早期退職し1本3000円からのエキストラに

4/21(日) 22:00配信

テレ東プラス

――空から国を守るお仕事ですね。命の危険に遭遇したこともあるんじゃないですか?

「詳しくはいえないですが、ありますね。某国の攻撃レーダーにロックオンされたことも。某国の工作船を発見するなんてことは日常茶飯事でした」

空から海へ! さらには警備員からSPまで

――自衛官として13年、なぜ辞めたんですか?

「37歳の時、昇進により防衛庁での内勤の仕事になって。名誉なことですが、勲章が増えるより、とにかく現場にいたかったので、スッパリ辞めました」

「その後は、空はもう十分だから海へと、スキューバダイビングのインストラクターに。海外でインストラクターになるために自衛官の退職金をつぎ込んで、妻と娘も一緒にフィジー、グアム、モルディブ、エジプトなど、1年半くらいは世界各国を回っていました」

「インストラクターとして5年半、その後は42歳の時に知人の紹介で警備会社に転職。大手デパートの警備員の責任者として働き、SPの資格も取りました。SPの師匠は、岡田准一さん主演のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の監修もしている方なんですよ」

これなら自分にもできるかも......撮影に遭遇し、若き日の夢がよみがえる

――自衛官、スキューバダイビングインストラクター、警備員と経験されてきた中、“新しい人生“としてなぜエキストラの道に?

「女子大学で警備の仕事をしていた時、学内で行われていたドラマのロケに遭遇したんです。実は、高校時代にやりたかったのは撮影現場に携わる仕事でしたが、家は代々教師の家系で、役者はおろか裏方になることも許されなくて。諦めて大学に進んでからはその夢をすっかり忘れていました。

その数年前に、娘が『カリフォルニア大学のシネマ学科に行きたい』と言ったとき、自分も撮影現場で働きたかったことを思い出したんです。周囲は反対しましたが、私は娘を応援してやりたくて。定年までまだ時間もあったので、自分の夢を娘に託すことで折り合いをつけていました」

「でも、ロケを見て若いころの夢がよみがえってきて。『やっぱり撮影現場に携わることがしたい』と色々と調べていく中で“エキストラ“という手段を知り、『これなら自分にもできるかもしれない』と思いました。最初は警備の仕事と平行していましたが、現場に携わることがうれしくて、エキストラの方が楽しくなって。2年前、57歳のときに一念発起して仕事を辞めました」

――ご家族の反対はなかったですか?

「定年まであと3年でしたから、妻には『もう少し待てば退職金がたくさんもらえるのに』と止められましたが、今辞めても退職金は変わらないことを伝えたら『すぐに辞めて好きなことしなさい』と(笑)。妻は日本のピラティスの第一人者のひとりで、30年以上自分も仕事をしていますから、好きなことをやることにも理解を示してくれました」

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最終更新:4/21(日) 22:00
テレ東プラス

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