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元自衛官が転身!早期退職し1本3000円からのエキストラに

4/21(日) 22:00配信

テレ東プラス

気になるエキストラの収入は? 金銭ではない魅力とは!?

――これまでの職業での経験が、役者として役立っていることは?

「医者や教授、弁護士といった“制服“の役柄が多いですね。姿勢や、立ち振る舞いからか警官役も多く、自衛官時代の敬礼が活かせました。

映画『空母いぶき』で海上自衛隊幹部の役をさせていただいたときには、西島秀俊さん、佐々木蔵之介さん、藤竜也さんに自衛官の制帽を携帯するときの持ち方をレクチャーさせていただく機会がありました。さすが、みなさんすぐにマスターされましたし、その姿もかっこよかったです。ただ、私が余計なことを言ってしまって(笑)。パーティーの場面だったのですが、実際にはパーティーのときは制帽を携帯しないと口にしたところ、そのシーンでは制帽なしになってしまいました」

――その他には、どんな作品に出演されましたか?

「映画『マスカレード・ホテル』、NHKの朝ドラ『なっちゃん』、WOWOWのドラマ『ポイズンドーター・ホーリーマザー』、テレ東のドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』など、これまでにエキストラとして80本ほど出演させていただいています」

――失礼ですが、エキストラの収入はどのくらいですか?

「今は月20本ぐらいやっていて、1本3,000~3,600円、それを超えると1時間につきプラスという収入。アルバイトよりもはるかに低いギャラではあります」

――それでも、早期退職してでもエキストラの道を選んだ理由は?

「お金じゃないですね。照明さんや音響さんなど、たくさんの人の手を合わせてワンカットずつ積み上げられていく撮影現場にいられるのがうれしくて。ようやく夢がかないました。今とても幸せです。
これからもエキストラを続けて、いろんな現場に携わりたいですね。私は現場の臨場感が好きなので、出番以外も控室で待っているのではなく、ずっと現場を見ていたいんです」

画面に映る自分の姿にショックを受けたことも

――今の人生よりさらに“新しい人生“を選ぶ可能性はありますか?

「今で十分満足ですが、欲を言えば役者になりたいですね。実は、エキストラを始めて少したったころ、役者を目指して養成所でレッスンを受けたこともありましたが......。画面に映った自分の姿を見て、『なんだ、この5頭身は!』とショックを受けて(笑)。日頃から、娘に『お父さん、ゴリラみたい』と言われていましたが、その意味が分かりました(笑)。まだまだハードルは高いですが、役者にチャレンジするという夢は持ち続けたいですね」

――最後に、“新しい人生“を選ぼうか迷っている方、踏み出すことに躊躇している方に、メッセージを!

「私も行き当たりばったりなので大したことは言えないのですが、いろいろな職業を経てきた中で、昔からの夢だったことに近づけた今が一番楽しいです。私も親に反対されましたし、親の立場から言えば子どもには安定してほしいですが、親が良かれと思って言ったことが必ずしも自分に当てはまるとは限らないですから。それでも『これをやりたい!』と思ったときが、“新しい人生“へのチャンスなのかもしれないですね」

自衛官、ダイビングのインストラクター、警備会社勤務など、様々なキャリアを経た竹岡さんがたどり着いたのは若き日に夢見た場所でした。

夢を追いかけるのに、“もう遅い“はない。

それを、竹岡さんが身をもって証明してくれています。

取材協力:古賀プロダクション

※「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」より

テレ東プラス

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最終更新:4/21(日) 22:00
テレ東プラス

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