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アプローチは”皇帝”譲り? フェラーリ代表が語るシューマッハー親子の共通点

4/22(月) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1初テストを経験したミック・シューマッハーの仕事に対する取り組み方を見て、彼の父親であるミハエル・シューマッハーと似ていると感じたと語った。

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 父ミハエルが初めてフェラーリとテストを行った1995年、ビノットはエンジンエンジニアを務めていた。ビノットは以後2006年までフェラーリでミハエルと共に仕事をし、史上最多7度F1王者に輝いた”皇帝”の仕事を近くで目の当たりにしていた。

 現在はフェラーリのチーム代表を務めているビノット。F3ヨーロッパ選手権を制したミックが、フェラーリドライバーアカデミー(FDA)の一員となって以来、ビノットは彼を間近で観察する機会を得た。

 そのミックは、今月初めにバーレーンで行われたF1インシーズンテストで、初めて現代F1マシンをドライブ。フェラーリと共に仕事をした他、FDAを通じてアルファロメオのマシンにも乗り経験を積んだ。

 ビノットはミックとの再会について「何年も経って、久しぶりに彼(ミック)に会ったのは、彼がマラネロに戻ってきた時だった」と振り返った。

「私が彼を見た時、ミハエルと似ているとはあまり思わなかったんだ」

「しかし、彼の振る舞いはミハエルととてもよく似ていた。それに課題に対するアプローチやマシンへの興味の持ち方、技術者とのディスカッションなどもよく似ていたんだ」

「マラネロで、彼はいつも作業場でマシンを見ていたし、メカニックと話をしていた。私は、それが彼の父親と似ているところだと思ったんだ」

 ビノットは、バーレーンテスト初日に2番手タイムを記録したミックについて、パフォーマンスに驚いたとテスト後に述べた。

 一方で、バーレーンのテストは単にミックがF1に慣れるための機会であり、彼のポテンシャルを判断する意図はないと主張した。

「パフォーマンスを評価するのは、とても難しいと思う。まずその日は気象条件が非常に悪かったのと、パフォーマンスの評価が目的ではなかったためだ」

「それは彼にとって、F1マシンに乗るまさに初日だった。彼にとってはとても重要であり、彼はまだ日々学習していく段階にある。それに彼は、F2で全く新しい挑戦に直面しているんだ」

「一方で、彼の課題に対する姿勢やテストに対するアプローチ、限界まで攻めることなく走行ごとに改善しようとしていたところ、マシンやチームを学ぼうとしていたところは、確かにポジティブだった」

「その点で彼は素晴らしい仕事をしたと思う。とてもよく集中していたし、適切な仕事をして学ぼうとしていた。そしてそれは、ああいう1日に期待することの大部分をこなしたということだと思う」

Adam Cooper

最終更新:4/22(月) 12:00
motorsport.com 日本版

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