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レッドブル・ホンダに勝利数の目標は”なし”「ただ前との差を縮めるのみ」

4/22(月) 18:51配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダとの提携1年目にあたる2019シーズン、勝利数に関しての目標は設定していないと強調した。

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 オフシーズンテストでは、パワーユニット(PU)に起因するトラブルも発生せず、順調にテストをこなしたレッドブル。昨年レッドブルはルノーPUを使い4勝を挙げているが、テストでの好調ぶりに自信を持ったモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは、昨年以上に多くの勝利を挙げたいと発言した。

 一方で、メルセデスやフェラーリと定期的に優勝を争うためには、チームがもう一歩前進する必要があるのは明らかだ。ホーナーも、マルコのビジョンはチームが設定したものではないと主張した。

 それでも、ルノーとのフラストレーションの溜まる関係を打ち切り、ホンダとの提携をスタートさせた2019年に、しっかりと進歩を遂げたいと話した。

「言うまでもなく、ヘルムートは楽観的な見方をするのが好きだ。だが我々はまだたった3戦しか戦っていない」

 チームが今年達成したいと望んでいることについて、ホーナーはそう述べた。

「チームの立場から、レースの優勝に関して目標を設定したことは一度もない。我々の目標は、(メルセデスやフェラーリとの)ギャップを縮めることにある」

 ホーナーは、自分たちの仕事の良し悪しを判断するために、シーズンの特定の段階で目標を設定しても無意味であり、シーズンが終わってみなければ成功したかどうかは判断できないと語った。

「それをするのは時間の無駄だと思う」

「常に最も速いマシンはどれかを見定め、そこに到達するのに最も早い道は何かを考えるのが私のやり方であり、それはレース毎に変わる」

「バーレーンでは、それはフェラーリだったし、中国ではメルセデスだった。そして言うまでもなく、誰もがそのギャップを埋めるために可能な限り一生懸命取り組んでいる」

 ホーナーにとって励みになっているのは、オーストラリアGPでマックス・フェルスタッペンが3位になっているのを含み、開幕3レースでドライバーふたり共が完走を果たしていることだ。

 昨年は第2戦バーレーンGPでダブルリタイアに終わっており、ダニエル・リカルドはルノーPUのトラブルが原因だった。

 ホーナーは、昨シーズン後半にフェルスタッペンに訪れたようなチャンスをモノにするためにも、シーズンのこの段階から一貫性を維持していくことが重要だと話した。

「それに関して、彼(フェルスタッペン)は非常に成熟していると思う」

「彼は今年これまでの3戦で力強い走りを見せている。バーレーンで表彰台を獲得できなかったのは不運だった」

「我々は中国で、彼がピットストップした後にセバスチャン(ベッテル)に攻撃しているのを目にした。彼はとても成熟したレースを見せ、4位を持ち帰った。ポイントを順調に積み重ねている」

 現在フェルスタッペンはメルセデス勢に次ぐ、ランキング3位につけている。ポイントリーダーのルイス・ハミルトンとのポイント差は、29ポイントだ。

「まだそれほど大きな差ではない。現時点では、彼はまだチャンピオンシップでふたりのフェラーリドライバーをリードしている。まだまだ長い道のりが残っている。だからシーズンのこの段階で、あまり多くを語らないことが大切だ」

Jonathan Noble

最終更新:4/22(月) 18:52
motorsport.com 日本版

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