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ダニエル・ティクトゥム、開幕戦でポイント獲得も課題の残る内容に……「全体的にペースが悪かった」|スーパーフォーミュラ

4/22(月) 20:46配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで行われた2019スーパーフォーミュラ第1戦。今季からフル参戦するダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)は開幕戦でポイントを獲得したものの、課題の残るレースウィークだったと語った。

 マカオF3を2年連続で制し、先日はF1のテストにも参加するなど将来のF1ドライバー候補として注目されているティクトゥム。それだけに、スーパーフォーミュラでも開幕戦から上位進出が期待されていた。

 しかし、予選ではトラフィックの影響で満足にタイムアタックできずQ1で脱落。トップ10圏内に入る可能性は十分にあっただけに、予選後は悔しい表情を見せた。

「予選では感触は悪くなかったけど、1周のアタックを完璧にまとめることができなかった。アタック中に赤旗が出たりして、まるでマカオのような予選だった。良いタイミングでタイムアタックできたドライバーが上位にいっていたけど、僕は不運にもタイミングを逸してしまった。8~9番手ぐらいに食い込める手応えはあったから、正直残念だった」

 そう予選を振り返ったティクトゥム。決勝でも流れがかみ合わなかった。8周目で導入されたセーフティカーのタイミングの際にTEAM MUGENはダブルストップを敢行。野尻智紀より後方にいたティクトゥムは、チームメイトの作業が終わるのを待つことになりタイムロスとなってしまった。

 さらにレースペースも伸び悩み、最終的に8位で1ポイントは獲得したものの、満足のいく内容にはならなかったという。

「決勝レースは本当に大荒れの展開になった。最初のピットストップではチームメイトのピット作業が終わるのを待たなければいけなくてタイムをロスした」

「正直、今週末は全セッションで十分なグリップを感じることができず、バランスに苦しんで難しいレースウィークとなった。その中でも自分ができるベストは尽くして、週末を通してグリップ力とバランスを改善することに集中した。その結果、クルマのバランスはよくなったけど、レースになってもグリップ力という部分では良くないままだった」

 このレースでティクトゥムは変則的な2ストップ作戦に急きょ切り替えた。ソフトタイヤでスタートし1回目のセーフティカー導入時にミディアムタイヤに交換した。しかし、予想以上に感触が悪く、再びピットインしてソフトタイヤに交換し直していた。

「ミディアムタイヤでは本当に苦しかった。この症状は多分みんなも同じだったと思う。1回目のピットストップでミディアムに装着したけど、次のSC導入時にピットに戻ってソフトタイヤを装着し直した。正直、今回のミディアムタイヤでのペースはキツかった」

 第2戦の舞台となるオートポリスは、ティクトゥムにとって初体験のコースとなるが、まずは根本的に足りていないスピードを取り戻すことが最優先だと語った。

「次のオートポリスは初めて経験するコースになるから、少し難しくなりそうだけど、今の僕たちの問題は全体的なペースが不足している。まずは、上位で戦えるペースに持っていくことが何より必要だ」

「第2戦以降に向けて問題点を洗い出して、なぜ満足いくパフォーマンスを引き出せなかったかを突き止めてたい。このチームなら問題点を見つけ出して、一刻も早く解決してくれると期待している」

吉田知弘

最終更新:4/22(月) 20:48
motorsport.com 日本版

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