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開幕から4戦4勝 ソフトB高橋礼が心酔する“牧田流”投球術

4/22(月) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 福岡のサブマリンが、この日も深く静かに潜航した。

 21日、ソフトバンクの高橋礼(23)が西武打線を相手に5回2安打2失点。五回には押し出し四球を与えるなど制球に苦しんだものの、開幕から4戦4勝でハーラートップをひた走っている。

 一軍デビューした昨季は下手投げ特有の「低さ」を意識するあまり、球速ダウン。打ち込まれるケースが多々あった。高橋礼の魅力はMAX144キロの直球。ヒザを故障する前の山田久志を彷彿させる速球派だ。

 そこで高橋礼が考えたのは、手首の角度。制球はある程度犠牲になるものの、手首を立てればボールによりパワーが伝わりやすい。もともと低い位置から投げることもあって、140キロ台の球速は打者には150キロにも見えるという。

 ある球団OBは「元西武の牧田(現パドレス傘下)の投球も参考にしている」と、こう話す。

「アンダースローで結果を残した直近の投手といえば、牧田や元ロッテの渡辺くらい。面識はないようだけど、去年の入寮の際には、牧田から知人を通じてメッセージをもらっている。そこからは牧田に心酔し、今でも『牧田さんの場合は……』『牧田さんの投球は……』とか、話題にすることも多い」

 とはいえ、牧田の直球は平均130キロ前後。高橋礼とは異なり、シンカーやクイック投法、投球術で勝負する技巧派だ。

「高橋にしても若いうちは球速で押せるけど、年をとったらスピードも落ちるもの。山田久志さんのように、ケガが原因でそうなることもある。それを高橋も理解している。だからこそ、いまから牧田のような投球術も取り入れようとしている。その意味では非常に勉強熱心な投手だよ」(前出のOB)

 一時期はケガで悩んだ山田久志は、シンカーを習得して息を吹き返した。高橋礼も「牧田流」を取り入れ、さらなる“深み”を目指す。

最終更新:4/22(月) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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