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2019年都立高校一般入試速報 受験倍率、06年以降で最低に

4/22(月) 10:22配信

ベネッセ 教育情報サイト

今回は、2019年の都立一般入試についてお届けします。

都立受験者、昨年に続き減少

都立高校の一般入試が2月22日に行われ、全日制では41,690人が受験しました。受験者数は、急減した2018年よりさらに1,000人あまり下回りました。2017年と比べると4,000人近い減少となります。

その主な要因は、2017年から、東京都が私立高校生向け奨学金の給付対象を大幅に広げたことにあります。都内在住の年収760万円未満の世帯を対象に、国の就学支援金と合わせて、都内の私立高校の平均授業料44万9,000円(2018年現在)を上限に助成金が支給されることとなったのです。
その結果、これまでは経済的な理由で私立は検討してこなかった世帯が、「都立と同程度の学費なら」と私立を選ぶケースが増えたとみられ、2018年は都立志望者が目立って減少しました。2019年はその傾向がさらに進んだといえます。

公立中学卒業予定者に占める都立全日制受験者の割合は、2017年→2018年→2019年で58.3%→55.5%→54.4%と低下しています。
また、都立全日制全体の平均倍率は、2017年→2018年→2019年で1.43倍→1.36倍→1.32倍となり、現在の入試制度が始まった06年以降、最も低い値となりました。受験者数が募集定員に満たなかった学校は、普通科で男子12校、女子10校、専門学科などで31校に上っています。

中上位~中位層で目立つ「都立離れ」

普通科の学校を合格基準偏差値で6段階に分け、各段階の志望者数の3年間変化を調べたところ、高難易度の学校(63以上)の志望者数は、男女とも3年間あまり差がみられませんでした。
2019年、志望者が2017年より減少が目立つのは、男子では57~62の中上位層、女子では57~62、51~56の中上位、中位層です。この層は私立を志望したとみられ、近年志望者が増えている私立大学の付属校を志望した人が多いのではないかと思われます。

逆に、男子では45~50、40~44、女子では40~44で、2017年より普通科の受験者が増えています。近年、工業科や商業科など専門学科の志望者が減っている分、普通科で入りやすい学校に志望者が回っているのではないかと考えられます。

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最終更新:4/22(月) 10:22
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