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LIXILグループの瀬戸取締役、潮田CEO会見に反論。「ペルマ社のリスク、何度も説明」

4/22(月) 6:02配信

鉄鋼新聞

 LIXILグループ前CEOの瀬戸欣哉取締役は、現CEOの潮田洋一郎取締役が18日の会見で述べた主張に反論した。瀬戸氏は同日夜に声明を発表。潮田氏の辞任理由を「機関投資家からガバナンス問題で取締役解任を求められており、今回業績悪化を理由としたのは話のすり替え」と批判した。
 潮田氏が伊子会社ペルマスティリーザの業績悪化を瀬戸氏が取締役会で説明しなかったとした点には「ビジネスのリスクを何度も潮田氏を含めた取締役会に報告・相談した」と反論。
 カーテンウォール世界最大手のペルマ社が展開するプロジェクトビジネスは「受注時に無理をすると取り返しにくく後に損失が膨らむ傾向がある」と言及。巨額損失は景気悪化でリスクが顕在化したためと説明した。
 さらに11年のペルマ社買収は潮田氏が主導したと指摘。「リスク顕在化の前に事業を売却し撤退できれば良かった」と振り返り「社内事情で売却が困難だったことは残念」とした。加えて「LIXILグループは潮田氏と決別する時が来ている」と強調。同日付で自身を含む8人を取締役に選任する株主提案書面を送付した。瀬戸氏は取締役再任後CEO復帰を目指している。
 同社CEOは昨年11月に起業家出身の瀬戸取締役から創業家出身の潮田取締役に交代。交代過程にガバナンス上の疑義があるとして機関投資家や取締役の一部が潮田取締役を解任する臨時総会の開催を求めていた。

最終更新:4/22(月) 6:02
鉄鋼新聞

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