ここから本文です

野党「統一候補」推薦取り下げを検討 連合熊本 

4/23(火) 8:06配信

熊本日日新聞

 夏の参院選熊本選挙区(改選数1)で野党6党派の「統一候補」として内定している弁護士で新人の阿部広美氏(52)に対し、中核支援組織となる連合熊本が推薦の取り消しを検討していることが22日、関係者への取材で分かった。

 熊本選挙区は2016年の前回、全国に先駆けて阿部氏で一本化を実現し野党共闘の象徴とされてきたが、連合が推薦を取り消せば、共闘に大きな影響を与えそうだ。

 関係者によると、4月の県議選と熊本市議選で、阿部氏が連合熊本の推薦候補がいる選挙区で、競合する共産党候補の応援演説をしたことなどを問題視する声が浮上。

 また阿部氏が消費税などを巡って連合と政策が異なる共産にも推薦を申請する考えを示したことや、2月の共産県委員会の集会に出席したことに対しても内部で不満がくすぶっていたという。

 連合熊本の佐々木義博事務局長は「推薦取り消しを含め、支援の在り方にさまざまな意見が出ているのは事実」と認めた上で、「阿部氏本人の説明と各党の意見を聞き、大型連休明けの5月中旬までに結論を出す」としている。

 一方、阿部氏の後援会幹部は「要請があったので共産候補の応援に出向いた。連合内部に混乱を招いてしまい申し訳ない」と釈明。引き続き連合に支援を求めていくとしている。

 連合熊本は昨年12月に阿部氏の推薦方針を決め、連合本部も1月に正式決定。立憲民主、国民民主、共産などの6党派の党本部は3月、熊本選挙区について阿部氏で一本化することで合意した。

 同選挙区には再選を目指す自民党の現職、馬場成志氏(54)も立候補を予定している。(野方信助)

最終更新:4/23(火) 8:06
熊本日日新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事