ここから本文です

“日本版マスターズ”を制するのは一体… 開幕戦で注目したのはあのショットメーカー【佐藤信人の優勝予想】

4/23(火) 7:59配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<東建ホームメイトカップ 最終日◇21日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>

昨年大会はあの“レジェンド”兄弟が同組でラウンド【写真】

「東建ホームメイトカップ」を終えて、次週に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた優勝候補は、昨年終盤から好調のあのショットメーカーだ。

■次週「中日クラウンズ」は日本版マスターズ?

中日クラウンズといえば、国内でも格式高い歴史ある大会。今年で60回を迎え、毎年名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで行われている。

「経験がものをいう部分もあり、あまり初出場の選手が飛び抜けるイメージがない」という。歴代優勝者を見れば、昨年は海外メジャー覇者のY・E・ヤン(韓国)、17年は宮里優作。そのほか尾崎将司が大会6勝、片山晋呉が大会2勝を挙げるなどそうそうたる面々が並ぶ。

「毎年同じコースで行われる大会で、時期的なものもあってグリーンやフェアウェイが硬い。そういった意味では、マスターズに似ているところがある」と語る。

■和合攻略はセーフティーなゴルフがポイント

その和合の特徴といえば、砲台な上に速くて硬いグリーン。6557ヤード・パー70と距離は長くないが、この難攻不落のグリーンが難易度を上げる。

それを攻略するために必要なのが、セーフティーなプレー。「今は改造されてグリーンが大きくなりましたが、小さいグリーンの頃とレイアウトは同じ。ショートサイドに外すとチャンスはなく、ここが得意な選手が“ピン位置が右なら左、左なら右に”というように、手堅いプレーが重要です。歴代チャンプの中にはアグレッシブなプレーヤーもいますが、丁寧なマネジメントをするショットメーカーが勝っています」。

■開幕戦で注目したのは、ショットメーカー藤本佳則

その点で佐藤が注目したのが藤本佳則。昨年のパーオン率2位のショットメーカーだ。「昨シーズン後半から調子がいいようですし、東建でも安定していました。去年、おととしとバックスイングをフラットに上げるイメージの素振りをよくやっているのを見かけましたが、今年はほとんどやっていない。意識しなくても出来ているということでしょう」。

「65」をマークした東建ホームメイトカップ最終日には、スコアを崩す選手が多い中、パーオン率83.33%(5位タイ)、パーキープ率94.44%(3位タイ)の安定感を発揮した。

「ショットの安定感もそうですし、無茶にガンガン攻めるというよりも、広いサイドから攻めるプレーヤー。性格も慎重ですし、和合でも合っていると思います」。藤本は2013年から6年連続で同大会に出場し、予選落ちは昨年の1度のみ。17年には2位に入っている。

「開幕戦での安定感、経験値を含めて活躍が期待できます。中日クラウンズで優勝すれば、世界ランキングも一気に100位が見えてくる。そうすれば5月の「全米プロ」の出場もありますし、海外でも見劣りのしないプレーヤーだと感じます」。

佐藤信人(さとう・のぶひと)

1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。

(撮影:鈴木祥)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:4/23(火) 7:59
ゴルフ情報ALBA.Net

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事