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【UFC】“コスプレ女子ファイター”モダフェリが、現フライ級女王シェフチェンコの姉に勝利

4/23(火) 15:52配信

イーファイト

Ultimate Fighting Championship
「UFC Fight Night 149」
2019年4月20日(土・現地時間)ロシア・サンクトペテルブルグ ユビレイニ・スポーツ・コンプレックス

【フォト】戦隊ヒーロー姿で計量に臨む、茶目っ気たっぷりなモダフェリ

▼女子フライ級 5分3R
○ロクサン・モダフェリ(36=アメリカ/同級7位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●アントニーナ・シェフチェンコ(34=キルギスタン/同級12位)

 モダフェリは2003年にプロデビューし、日米で活躍してきたパイオニア。『秘密戦隊ゴレンジャー』や『ドラゴンボール』に影響を受けて格闘家を志したという過去を持ち、前日計量でもたびたびコスプレ姿を披露するなど、親しみを感じさせる一面も持つ。

 戦績は22勝15敗。17年に『UFC』で新設された女子フライ級の初代王座決定戦に臨み、判定負けで涙を飲んだ。昨年7月の再起戦をTKO勝ちで飾ったが、その3カ月後の試合では判定負け。今大会が再起戦となる。

 対するシェフチェンコは現UFC世界女子フライ級王者ワレンチナ・シェフチェンコの姉。妹のワレンチナと同じく、ムエタイとキックボクシングで活躍してきた。MMA(総合格闘技)は02年にプロデビューしているが、本格的にスタートしたのは17年から。昨年11月のUFC初戦では判定勝ちしており、12年のブランクを挟みながらも7戦全勝と負け無しだ。

 1R、オーソドックスのモダフェリは体を頻繁に動かしながら単発の左ジャブとワンツー。サウスポーのシェフチェンコはバックステップでかわすと、すかさずモダフェリのガードの間から右ジャブと左ストレートを突く。モダフェリは左ミドルと左ハイを蹴られても構わず間合いを詰め、組みついてのテイクダウンに成功。さらに立ち上がったシェフチェンコを投げ倒し、終了間際にマウントも取る。

 2R、間合いを詰めてくるモダフェリに対し、シェフチェンコはマタドールのようにかわしながら左ストレートを打ち込む。何度も被弾してややうつろな表情のモダフェリだが、それでも粘り強く距離を潰し続け、再び組みついてのテイクダウンに成功。モダフェリはシェフチェンコの下からの蹴り上げを搔い潜ってサイドを取り、ポジションをしっかりキープしながらパンチを落とす。モダフェリが序盤の劣勢を引っくり返した。

 3R、後がないシェフチェンコは開始早々、左右フックと左ストレートの連打をまとめて襲いかかる。モダフェリはタックルでテイクダウンを決め、いったんはシェフチェンコに上を取られるが、鮮やかなスイープからマウントを奪取してパンチを落とす。シェフチェンコがスクランブルから立ち上がっても、モダフェリは粘り強く組みつき続け、終了間際にしっかりとテイクダウンを取った。

 シェフチェンコの強打に苦しむ場面もあったが、組んでのテイクダウンを重ねたモダフェリが、自らのファイトスタイルを貫くベテランらしさを見せ、スプリット判定勝ち。シェフチェンコは初黒星となった。

 勝利者インタビューではロシア語の挨拶を披露し、ブーイングを歓声に変えたモダフェリ。次戦で希望する対戦相手を訪ねられると、「サイボーグと戦いたいの。冗談よ」とおどけてみせ、「今日と同じようなタフな相手がいいわ。自分の格闘家としてのスキルをしっかりと示せるような試合がしたい」と笑顔を見せた。その後のインタビューでフェザー級の”最恐女王”サイボーグの名を出したのは「いつもソーシャルメディアで対戦相手を指名しても、その人とやれないんです。なので冗談ですよ、と冗談めいた皮肉だったと説明。

 いずれ戦いたい相手にアントニーナの妹で現フライ級王者・ワレンチナの名を出すも「マッチメーカーが組んでくれる相手となら誰とでも戦う。誰かの悪口を言えと言われればそうする。テキストを送ってくれれば、お気に入りのスーパーヒーローの格好にドレスアップして行きます」とコスプレファイターとして誰とでも戦うと宣言した。

最終更新:4/23(火) 16:23
イーファイト

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