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浮気する男性、顔のタイプで判別可能? 研究

4/23(火) 13:10配信

The Guardian

【記者:Nicola Davis】
 浮気をする男性は不実さが顔中に表れており、一目で見分けることができる──このような研究結果が英国王立協会のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス」に発表された。

 西オーストラリア大学の研究チームによると、「男性らしい」顔つきの男性は不実だと見なされる傾向にあり、自己申告でも、浮気をしたり、他の男性のパートナーを「略奪」したりする傾向が強かった。

 ただ、今回の結果はあくまで限定的なもので、浮気をするかどうかを顔つきの印象のみで判断するのは注意が必要だと研究チームは強調している。

 研究によると、高い眉弓や張った顎、薄い唇など、男らしい顔つきの男性を疑うことは、人類の進化の過程で有利に働いた可能性があるという。そうすることで、女性が移り気なパートナーを見抜いたり、男性が自分のパートナーを誘惑するような潜在的なライバルに気付いたりできたのだという。

 既往の研究では、女性は顔写真の中から不実な男性を見分けることができると示唆されている。その重要な判断材料となったのが、顔つきの男性らしさだった。一方、男性に女性の顔写真を見せたところ、女性ほどの判別能力はなかった。また、同性同士が不実な人物を見抜けられるかどうかははっきり分からなかった。

 今回の研究では、既往の研究に参加した白人の成人189人の顔写真を、異性愛者の白人男女が判別した。男性293人と女性472人が女性の顔写真、男性299人と女性452人が男性の顔写真について、「不実さ」を10段階で評価した。

 なお、判別に先立ち、顔写真の男女は浮気や略奪の経験を自己申告。また、写真は魅力や信頼性のなさ、男性らしさや女性らしさで評価された。

 その結果、男女とも概して、浮気や略奪の経験が多いと申告した男性の顔写真に高い点数をつけた。一方、女性の顔写真に対しては、同様の結果は見られなかった。

 研究チームは「男性の顔から見て取れる不実さには、実際にある種の真実が含まれているのかもしれない」と指摘。一方で、ある人物が不実かどうかは、他にもさまざまな要素が絡んでくると強調した。

 不実と評価された原因を検証したところ、顔つきの男性らしさが突出していた。さらに分析を進めた結果、顔つきの男性らしさが自己申告した不実さと関連していることが確認できた。

 また、浮気や略奪が判別されたのが男性だけだったことに、研究チームは驚いたという。その理由について、女性の浮気が男性より少ないことや、女性が化粧などで顔つきと振る舞いの関連性を隠せるためではないかと指摘している。

 チームは今後、人生経験を積んだより年齢の高い層も対象にするなど、さらに幅広く検証を進める必要があるとしている。【翻訳編集:AFPBB News】

「ガーディアン」とは:
1821年創刊。デーリー・テレグラフ、タイムズなどと並ぶ英国を代表する高級朝刊紙。2014年ピュリツァー賞の公益部門金賞を受賞。

最終更新:4/23(火) 14:42
The Guardian

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