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【特集】不安を煽られたから?!それとも「お布施」?!総額1000万円以上に...女性住職は反論

4/23(火) 13:46配信

MBSニュース

大阪市内に住んでいた夫婦が「悪いものがついているので供養したほうがいい」などと言われ、寺の住職に支払った約1000万円を返してほしいと訴えています。これに対して寺側は「様々な悩みを解消してあげたお礼としてのお布施だ」と対立しています。

支払った総額は1000万円以上に

「(最初は)一般的なお金、何千円とかは普通のお寺で納めるように袋に入れて納めていました。だんだん言うことが怖くなってきて」(Aさん)

大阪市内に住んでいたAさん(70)とその妻(46)。Aさんは約50年前、京都の比叡山で得度を終え、仏門に入ったあと長年、小学校の教師をしてきました。おととしの秋ごろ、大阪市内で開かれた経済人の異業種交流会で知り合ったある寺の女性住職から「うちのお寺にもお参りしてほしい」と誘われ、夫婦で寺に通い始めました。

寺のホームページには『どんなことをしても治らない病気、一家に続く不幸なこと、トラブルが続き事業が傾くなど、原因がわからず何をしても良くならない時、最後の駆け込み寺としてどうぞお越しください。どのような不幸ごとも、必ず改善します』と記されています。

Aさんは糖尿病などを患っていて、「身体に罪障がついている。このまま放っておいたら寝たきりになるので、お祓いをする必要がある」などと言われ、お祓いにかかる費用を要求されたと話します。

「『仏さんが怒る』『死んだ人が怒る』『成仏できない』と言って、あるいは『我が家が不幸になる』。そういうことを言ってどんどん取っていった感じです」(Aさん)

当時、Aさんがつけていた日記を見てみると…

【日記より】
「6月、守護神への奉納150万円」
「7月、第1回施餓鬼供養。霊視には『悲しみ』の様相が見えた。御礼15万円」
「10月、家に守護神様を招来するお金として250万円を渡す」

これまでに支払った金額が細かく書かれていて、合算すると1000万円以上になるといいます。

「お金を出さなければ人を殺すこともできる。うちの神は恐ろしい神だ」

Aさんは去年3月、亡くなった姉の遺産を相続しましたが、その頃から、要求される金額が大きくなっていったと話します。

「遺産が入ってすぐに妻を得度(出家)させろと。それで100万円を支払いました。『100万円ですか?』と聞き返したんですが、『この庵は特別なところだから、それだけの費用がいる』ということで、お渡ししました」(Aさん)

妻は勧められるがままに出家して住職の弟子となり、住職の身の回りの世話や全国各地の神社仏閣へお参りする際のお供をさせられたと話します。

「庵主(住職)が『なんとか神宮に行く、なんとかの山に参拝に行く、費用は全部出せ。私が出すものじゃない。弟子が出すものだ。食事代も交通費もすべて出せ、ということで。食事代も交通費もすべて、奉納するお金も全部出せということで。『はい』と言わなければ恐ろしいことが起こる、と言われ続けてきました。怖かったです。(お金を)出さなければ人を殺すこともできると。うちの神は恐ろしい神だと」(妻)

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最終更新:4/23(火) 13:46
MBSニュース

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