ここから本文です

ダイエーが健康志向の惣菜強化 糖質オフ米飯を拡大

4/23(火) 17:00配信

日本食糧新聞

ダイエーは、健康志向のオリジナル惣菜の開発を進めている。イオングループ共通戦略のヘルス&ウエルネスに基づく取組みだが、商品化には独自のアイデアとサプライチェーンを生かしている。3月末オープンのイオンフードスタイル八王子店(東京都八王子市)に合わせて複数の新商品を投入した。

「ベジプレート」のシリーズ名で展開する5品は、1日に必要な野菜量の3分の1を使用し、650kcal以下に抑える。白米にカリフラワーライスを混ぜたり、肉の代わりに大豆ミートを使用するなどの工夫で、ガパオプレートや大豆ハンバーグプレートを商品化した。

野菜ソムリエ監修の「カラダキレイ美人ちらし」は、アボカドのビタミンEやブロッコリースプラウトの抗酸化成分など美容にフォーカスし、イオンのPB(自主企画品)「トップバリュ」の「お米のかわりに食べるブロッコリー」を白米に混ぜて糖質を抑えた。ベジプレート同様、女性をターゲットに見栄えのするカフェ系メニューに仕上げた。

カリフラワーやブロッコリーを使用した糖質オフ米飯は、今年に入り節分やひな祭りに合わせて商品化し、好評を得た。八王子店から定番メニューとして本格的な水平展開を目指す。

近澤靖英社長は、「糖質オフへの関心は女性だけでなく男性にも浸透している。マーケットはさらに大きくなる」と言う。

これらのプレートメニューをインストアで仕上げるのは手間だが、近澤社長は手をかけても仕上げるべき商品があると指摘する。

「例えば寿司の太巻きは、アウト化したものをインストアに戻した。店で仕上げることで経時劣化に耐える商品になり、使用する添加物も抑えられる。効率重視でアウト製造に片寄る傾向が出ていたので見直している。イン加工より優れた品質になって初めてアウト化だ。おいしくないものを作っても意味がない」(近澤社長)

健康系のほかにも、おつまみと食事の両シーンを狙ったショートパスタなどの新メニューを投入しているが、子会社のアルティフーズをはじめアウトパックを活用しているケースも多い。製造のインとアウトをすみ分けることで、八王子店の惣菜部門はインストア比率44%に抑えている。

日本食糧新聞社

最終更新:4/23(火) 17:00
日本食糧新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事