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ブラジルの労働者、月給の3割超が昼食に消える

4/23(火) 7:03配信

サンパウロ新聞

 ブラジル福利厚生業者協会(ABBT)による最新の調査で、ブラジルの労働者らが2018年に毎日の昼食に費やした外食代は全国平均で、1日当たり34.84レアル(約1045円)であったことが分かった。この平均値に基づくと、昨年の1カ月当たりの昼食代は766.00レアル(約2万2980円)となる。この額は、ブラジル地理統計院(IBGE)の統計によるブラジルの労働者らの平均賃金2285.00レアル(約6万8550円)の33.5%に相当する。つまり、ブラジルの勤め人達は毎月の給与の3割以上を昼食代に費やしていたということだ。伯字紙が22日付で伝えた。

 同調査によれば、18年の全国平均値は17年に対して2.21%高だったが、この上昇率は18年の年間インフレ率(3.75%)よりも小さい。ブラジル福利厚生業者協会は「客をつなぎ止めるために各飲食店は値上げを小さく抑えたと我々は見ている」としている。

 各州の州都における平均昼食代をみると、18年に最も高額だったのはブラジル南部サンタ・カタリーナ州のフロリアノーポリス市で、平均額は17年に対して6.1%高の43.35レアル(約1300円)に上った。最安はペルナンブコ州レシフェ市で、前年比6.1%安の29.70レアル(約890円)だった。国内最大都市のサンパウロ市は前年比0.7%高の34.58レアル(約1037円)、首都ブラジリアは同6.8%高の37.14レアル(約1114円)、リオ・デ・ジャネイロ市は同2.0%高の39.74レアル(約1192円)だった。

 また、17年に対する上昇率が最も大きかったのは38.8%高を記録したトカンチンス州パルマス市、逆に下落率が最も大きかったのは14.8%安のアマゾナス州マナウス市だった。パルマス市の18年の平均は調査対象の全州都の中で2番目に高い42.79レアル(約1283円)、同様にマナウス市の平均は2番目に低い30.17レアル(約905円)だった。

 同調査はブラジルの全26州のうちの22州とブラジリア連邦直轄区の51都市で18年12月から19年2月にかけて実施された。州都以外の都市も含めた調査対象全体で18年の平均昼食代が最も安かったのはサンパウロ市近郊のヂアデマ市(28.85レアル、約865円)だった。

サンパウロ新聞

最終更新:4/23(火) 7:03
サンパウロ新聞

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