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タイガー・ウッズの復活による、「ZOZO CHAMPIONSHIP」そして東京五輪への期待

4/23(火) 7:01配信

VICTORY

2019年の「マスターズ」は、タイガー・ウッズの劇的な復活優勝で世界中が熱狂した。ウッズは2018年9月の「ツアー選手権」で5年ぶりの勝利を挙げていたとはいえ、メジャー優勝は2008年6月の「全米オープン」以来、10年以上遠ざかっており、本命視されていたわけではなかった。

ところがフタを開けてみると、初日2アンダー11位タイとまずまずのスタートを切ったウッズは、2日目に4アンダー68をマークし、首位と1打差の通算6アンダー6位タイに浮上。3日目も5アンダー67とスコアを伸ばし、首位と2打差の通算11アンダー2位タイで最終日を迎えることになった。

しかも、本来であれば最終組の1組前でプレーするはずだったウッズは、午後からの雷雨予報により3サムの2ウェイ(3人1組で1番ホールと10番ホールから同時スタート)という特殊な措置が取られたことにより、首位のフランチェスコ・モリナリ、2位タイのトニー・フィナウと同組で最終組に入る幸運にも恵まれた。

最終ラウンドはモリナリが中盤までリードを守っていたが、12番パー3のティショットを池に打ち込んでダブルボギー。このホールをパーとしたウッズが並んだ。そして、15番パー5でウッズが2オンに成功したのに対し、モリナリは第3打をまたもや池に打ち込んでダブルボギー。優勝争いから脱落した。

ウッズは後続に2打差をつけて最終ホールを迎え、18番パー4はボギーとしたものの、ツアー通算81勝目、メジャー通算15勝目を手にした。

この勝利により、止まっていたウッズの時間が再び動き出した。ツアー通算勝利数はサム・スニードの82勝まであと1勝に迫った。メジャー通算勝利数も、ジャック・ニクラウスの18勝を追いかけるスイッチが再起動した。

そうなると、日本のゴルフファンにとって気になるのは、2019年10月に開催される「ZOZO CHAMPIONSHIP」にウッズが出るかどうかだ。今のところ、ウッズは出るとも出ないとも明言していないが、現実的に考えると出場する可能性は低いと言わざるを得ない。

PGAツアーが日本で開催されるのは今回が初めてだが、ウッズは過去に日本ツアーに5回出場している。初出場は1998年11月の「カシオワールドオープン」(15位タイ)。その後、2002年11月の「ダンロップフェニックス」(8位)に出場した後、2004~2006年は「ダンロップフェニックス」に3年連続出場。2004年と2005年に大会連覇を果たした。2006年はプレーオフでパドレイグ・ハリントンに敗退して2位に終わったものの、圧倒的な実力を見せつけた。

また、2001年11月には日本で開催された国別対抗戦「WGC-EMCワールドカップ」にデビッド・デュバルとのコンビで出場。このときもプレーオフで敗退したものの、太平洋クラブ御殿場コースの18番パー5で決めたチップインイーグルは伝説の1打となった。

しかし、2007年以降、ウッズは日本で一度もプレーしていない。その理由は、2008年のヒザの手術や、2009年の不倫スキャンダル、2013年の腰のケガなど、さまざまな要因が挙げられるが、端的に言えば日本でプレーすることの優先順位が下がったということだろう。

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最終更新:4/23(火) 7:01
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