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10連休のATM現金切れを警戒 金融機関、前後の窓口混雑や振り込み集中も

4/23(火) 11:57配信

福井新聞ONLINE

 4月27日からの10連休を目前に控え、福井県内の金融機関が慌ただしさを増している。各金融機関とも連休期間中は店舗を閉めるため、連休前後の営業日は窓口の大幅な混雑が予想され、ホームページなどで早めの来店を呼び掛けている。現金自動預払機(ATM)の現金切れにも備え、すぐに補充できるよう態勢を強化している。

 10連休は月末、月初めと重なることもあり、給与振り込みや口座振替の依頼が連休前後の日に集中し「4月26日と5月7日は近年で最も多い振込件数になるだろう」(福井信用金庫)とみる。連休中に必要な釣り銭用の両替を求める事業者が増えることや、連休後の7日は売り上げの入金が集中することも見込まれる。

 各金融機関は、連休前後を給与振り込みなどの指定日とする場合、早めに手続きするようホームページや窓口で要請している。福邦銀行は連休前後は事務量が増大するため、本部から営業店に人員を応援で派遣する準備を進め、福井信金は本店で振り込みの処理に当たる事務部の人員を普段より手厚くする。福井銀行の担当者は「特に25日、26日、5月7日は混雑が予想される。極力その日を避けて来店してほしい」と呼び掛ける。

 10連休は多くの人がレジャーに出掛けるため、ATMで出金の増加が見込まれる。福井銀は各営業店で連休中に1回、職員が出勤して現金を補充するほか、ATMを監視するセンターで職員が現金が少なくなっていないか目を光らせる。他の金融機関も万が一、現金切れが起きた際は職員が出勤し、現金を補充する。

 連休中に口座振替日や融資返済日が設定されている場合、5月7日に引き落としが集中するため、残高が不足しないよう注意も促している。

 「3月ごろから普段の渉外活動や窓口でお客さんに早めの対応を呼び掛けていたので、大きな混乱にはならないだろう」(関係者)との声がある一方、過去に経験のない長期休業だけに「準備は十分してきたが、想定外のことが起こるかもしれない。気が抜けない」と不安の声も。連休明けの通常態勢に戻るまで、緊張の日々は続きそうだ。

福井新聞社

最終更新:4/23(火) 11:57
福井新聞ONLINE

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