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YouTuberの次は「プレイリスター」? 音楽コンシェルジュ・ふくりゅうが提案するプレイリスターのすすめ

4/23(火) 14:24配信

テレ東プラス

ラジカセを愛用していた世代は、カセットテープにお気に入りの曲をダビングして、友人や恋人に『マイ・ベスト』を手渡したことがあるかもしれない。

CDからMD、iTunesでのダウンロード配信に音楽の形式が変わった世代であっても通勤・通学用にお気に入りの曲を集めたプレイリストを作った経験がある方は多いはずだ。

“音楽コンシェルジュ“を名乗り、自身でもSpotify(スポティファイ)公式プレイリスト『キラキラポップ:ジャパン』(14,297フォロワー)を主宰。氷室京介、布袋寅泰、TM NETWORK、小室哲哉、ケツメイシ、そしてボカロ系などのライティングで知られるふくりゅうさんは音楽ストリーミング全盛時代の今を「誰でもメディアになれる時代」だと評します。果たしてそれは一体どういうことなのか。まずは一風変わった肩書きについて話を聞いてみた。

「音楽コンシェルジュ」が語るプレイリスト文化の到来

――「音楽コンシェルジュ」という肩書きはオリジナルなんですか?

ふくりゅう:そうですね。学生時代から、IT企業による音楽サービスの立ち上げに参加してました。一人ひとりの好みに合わせた音楽をレコメンド提案するサービスをやってみたかったことがきっかけかもしれません。「1 to 1マーケティング」の発想ですね。

でも、どう実現したらいいかはまだわからなかったし、名前もなかった。そんなときにホテルのコンシェルジュという職業を知って。お客さんの要望に合わせて提案して対応するじゃないですか? そのイメージにピンときたんです。

――ずいぶん前から考えられていたんですね。

ふくりゅう:インターネットを介して音楽と関わる仕事をやりたいなぁって漠然と思ってました。当時、まだiTunesやYouTubeなどネット配信系の音楽サービスが出てくる前ですから、ちょっと時代が早すぎたかもしれません。00年代に入って「インターネット発のカルチャーが来る」と言われ出した頃から、コンシェルジュ的な概念も少しずつ認知されていきました。

――大げさかもしれませんが、時代が音楽コンシェルジュの名に追いついたんですね。でもなぜそのような発想に至ったんですか? 単に音楽ライターでも良かったのでは?

ふくりゅう:高校時代、クラブキングの桑原茂一さんが発足した『日本音楽選曲家協会』に感銘を受けたんです。現在も『DICTIONARY / ディクショナリー』というフリーペーパーを発行され、mixcloudで『桑原茂一の PIRATE RADIO』という選曲番組をやられています。僕は学生時代、サッカーやフェンシングばかりやってまして、楽器がまったくできない音楽ファンだったので「選曲することでこんなかっこいいことできるんだ!」って衝撃でした。桑原さんや、その後のDJカルチャーの浸透をみて、音楽を「演る」、「書く」以外にも、「選曲する」こと、つまり今でいうところのプレイリスターに付加価値が生まれるのではと思うようになりました。

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最終更新:4/23(火) 14:24
テレ東プラス

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